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の採用情報検索結果6,030件中 26 - 50 件を表示

電気技術者(強電)の職業について

・どんな職業か

発電所や工場などで使用される発電機や電動機など強電*の電気機械の技術開発や運転に関する技術指導などを行う。 発電所の技術者の場合は、新しく開発された素材など発電機の材料に関する分析や試験などを行い、電気工学に関する専門的な知識を活用し、発電機や発電施設などの設計を行う。工場での発電機の組み立てや発電施設の建設現場においては、工程や建設の状況などを確認し、作業員に対する技術的な指導を行う。 また、施設を稼動させて実際に発電を行う場合には、専門的な知識に基づき、安全性の確認を行い、効率的に電気を供給できるように、技術的な調整や作業員に対する指導などを行う。施設の改良に関する技術的な助言を行うこともある。 *「強電」とは大きな電圧や電流を扱う発電・変電機やモーターなどの電気器具をいう。小電力の家電製品、IC・通信機器など「弱電」に対することば

・電気技術者(強電)に就くには

入職にあたって、特に免許・資格は必要とされない。新規学卒の場合の学歴は工業高校、高専、大学、大学院となっているが、理工系の大学・大学院で電気・電子工学を修了するのが一般的である。 電力会社や電気機器メーカーに就職して、社内で研修を受ける。 工事や施工に関連する資格としては「電気工事施工管理技士」、工場や事業所で電気工作物の工事、維持、運用における保安・監督に関しては「電気主任技術者」があり、実務経験に応じて受験資格がある。 重電機器等を扱う場合は、ミスが大事故につながる可能性もあることから、電気技術者(強電)には細心の注意力が求められる。また、電気や動力に関心があり、環境に配慮する気持ちを持っていることが必要とされる。

・労働条件の特徴

電力会社や変圧器、遮断機、配電盤、制御装置等の重電機器、変電設備を製造する電機メーカーで働く。電力会社は 北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄と全国に10社ある。 雇用形態はほとんどが正社員である。 省エネルギーをはじめ、地球環境の観点から様々な取組みが行われる中、電気エネルギーをより効率良く、安全につ くり、送り届ける電気技術者(強電)の労働需要は高いとみられる。

・参考情報

関連資格 電気工事施工管理技士電気主任技術者

電気通信技術者の職業について

・どんな職業か

電気通信機器の設計・検査、製作・修理に関する技術的指導、無線・有線の電気通信施設の計画・設計、敷設工事の施工・管理などの技術的業務を行う。 データ通信の場合は、コンピュータとの接続装置やデータ処理・記憶装置などの電子機器についての設計・製造・開発、光ケーブルなどデジタルに対応した通信網の整備、携帯用端末など無線通信機器の開発などの技術的業務に携わる。また、アフターサービスや障害が発生したときの復旧なども行う。 携帯電話の開発に携わる場合は、関連分野の様々な文献や学会等から必要な技術情報を集約し、消費者ニーズを見返して基本設計書を行い、製品の開発・製造を行う。 電話の場合は、電話機の設計・製造・新製品開発、交換機の設計・製造、ケーブルの敷設、電話通信網の構築に関する技術的業務に携わる。地震・火災などの緊急・非常時に通信機能が不通になったときの復旧作業にも従事する。

・電気通信技術者に就くには

入職にあたって、特に免許・資格は必要とされない。新規学卒の場合、工業高校や高専の電気科を卒業するか、大学・大学院(理工系)で電気・電子工学をはじめ、ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク等を専攻するのが一般的である。 通信機器メーカーや通信事業会社に就職して、社内や現場で研修を受ける。 関連する資格としては、国の「電気通信主任技術者」や情報処理推進機構の「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」がある。 電気通信技術の進歩は非常に早いため、常に、新しい技術を取り入れる向学心が必要である。また、開発目標に向かって地道に努力できるひたむきさや、技術者同士がチームを組んで開発を行うことが多いため協調性が求められる。

・労働条件の特徴

携帯電話、電話、インターネット、ネットワーク関係の通信機器メーカーや通信事業会社で働く。就業地は東京を中心とした関東地区や関西地区等の主要都市をはじめ、国内に点在している。 雇用形態はほとんどが正社員である。 新しい携帯電話の開発をはじめ、企業内ネットワークやインテリジェントビルの高度情報通信システムの需要は高いため、高性能の通信機器や高度なネットワークシステムの開発を行う電気通信技術者の労働需要は高いとみられる。

・参考情報

関連資格 電気通信主任技術者テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験

電子機器技術者の職業について

・どんな職業か

テレビやオーディオといった弱電と呼ばれる電子機器や、関連電子部品の技術開発や製造工程における技術的な指導などを行う。 テレビの技術者の場合は、新製品の開発やテレビの生産工程における技術指導などを行う。ユーザーからの要望をもとに、新製品開発の企画を立案し、開発計画をたてる。電子工学などの専門的な知識に基づき、映像に関する技術やスピーカーなどの音声に関する技術を駆使して、新製品の試作品をつくる。試作品について耐久性などのテストを行い、製造用の設計図などを製作する。 製造現場では、効率よく生産ができるように、作業員に対する技術的な指導を行う。製造工程で不都合が発生した場合には、設計や工程の変更など必要な改良を施すこともある。

・電子機器技術者に就くには

入職にあたって、特に免許・資格は必要とされない。新規学卒の場合の学歴は工業高校、高専、大学、大学院となっているが、理工系の大学・大学院で電気・電子工学を修了するのが一般的である。 電気製品製造会社に就職して、社内や現場で研修を受ける。関連する資格としては、「技術士」があり、実務経験に応じて受験資格がある。 数的処理能力、英語等の語学力などが必要である。また、新製品開発のアイデアを企画書としてまとめる能力、生産管理におけるリーダーシップや協調性も求められる。

・労働条件の特徴

テレビ、オーディオ、コンピュータ、DVDレコーダー、電子レンジ等の電気製品や関連部品の製造会社で働く。就業地は関東地区や関西地区をはじめ、国内に分布している。また、海外工場の新設や提携企業への技術指導等で海外に駐在することもある。 雇用形態はほとんどが正社員である。 昨今の電気技術や通信技術の進歩によって、テレビや音響、家電分野で高性能な新製品が追求される中、電子機器技術者の労働需要は高いとみられる。

・参考情報

関連資格 技術士(電気電子部門)

建築施工管理技術者の職業について

・どんな職業か

住宅・学校・オフィスビル・工場などの建築現場において、施工が適正かつ計画通りに行われるよう建築工事の監督・指揮を行う。 まず、施工図を基に、使用する機材や必要な作業員の人数、工期などを検討し、詳細な施工計画を立てる。建築工事には様々な職種の業者が下請けに入るため、これらの選定、工事費や工期の調整を行う。 工事開始後は進捗状況を常に把握し、工事の品質を確認しながら必要な指示を行う。また、施工に当たっては、事故や労働災害がないように配慮が必要であるため、工事を行う施設や作業方法を事前に検討し、作業員の教育を行うなど、適切な安全管理を行う。さらに、工事中は騒音・振動など近隣に悪い影響を与えないように十分に留意し、必要な場合は調整を行うことも必要となる。 工事終了後は所定の手続を行い、建築物を発注者に引き渡す。 建築工事の分野が多様化し、分業化が進んでいるため、建築施工管理技術者は現場での監督・指揮の仕事を行い、調査・計画・設計の仕事は建築設計技術者が行うのが一般的である。

・建築施工管理技術者に就くには

高校や専門学校、大学の建築系学科で、構造力学、建築材料、関係法令といった専門知識や技術を学んでから入職するのが一般的である。 専門技術を習得し仕事を十分にこなせるようになるにはかなりの経験を必要とする。就職して、実務を経験した後、「建築施工管理技士(1級・2級)」や「建築士(1級・2級・木造)」の資格を取得することになる。 数十人から数百人の様々な職種の作業員を指揮し監督するため、指揮力、統率力、協調性と強い意志が求められる。 また、予想外の施工上の問題点や事故、災害などが発生する可能性もあるため、物事を順序立てて考える習慣や、突発的な問題が生じても冷静に対処できる能力、先を読む力が要求される。屋外での作業が多いため、体力も必要である。

・労働条件の特徴

勤務先は、建設会社、ハウスメーカー、建築士事務所などの専門企業の他、地方公共団体、民間企業の建築や施設管理に携わる部門など、多方面に渡っている。 従来は男性の職業というイメージが強かったが、最近では女性技術者の進出が見られる。 施工機械の高度化やロボットの導入などにより、作業環境は整備・改善されつつある。 最近では、建築物の耐震診断や改修、文化財の保存等の分野においても建築施工管理技術者が活躍しており、今後も建築物の維持管理に関する業務が拡大していくと予想される。

・参考情報

関連団体 財団法人 建設業振興基金 http://www.kensetsu-kikin.or.jp/

関連資格 建築施工管理技士 1級建築士 2級建築士 木造建築士

看護師の職業について

・どんな職業か

看護師は「診療の補助」と「療養上の世話」を通じて、病気やけがの治療を受ける人々や介護を必要とする人々、体や心の健康上の様々な問題を抱えながら生活する人々を支える。 病院・診療所などの医療施設では、患者への医療の提供に、医師・薬剤師・栄養士・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・医療ソーシャルワーカーなどの専門職種とともに医療チームの一員として参加する。現代医療には、救命救急医療・高度先進医療・リハビリテーション・生活習慣病の管理・精神医療・終末期医療など多様な側面があり、看護師は、医師が診断や治療を効果的に進められるよう、診察や検査、処置を補助する(診療の補助)。採血や注射、点滴の一部は医師の指示を受けて看護師が行うこともある。常に変化する患者の状態(体温や脈拍、呼吸、血圧、痛みや苦痛の程度、意識状態など)を把握し、医師の判断を助ける。介護保険施設・社会福祉施設では、医療施設と比べて医師の関与が少ないため、看護師は日常的な医療管理や緊急時の判断を求められることが多い。訪問看護ステーションの看護師は患者宅を訪問してケアを行うほか、家族への支援も行う。学校や企業の健康管理部門では健康管理や心身の保健相談に応じている。 どのような領域にあっても、ひとの「食べる」「休息する」「排泄する」「清潔を保つ」などの営みが安全に苦痛なく、その人らしい尊厳を保ちながら快適にできるよう、環境を整え手助けすること(療養上の世話)は、患者やその家族への心理的なサポートとともに、看護師の仕事の中でも重要な位置を占めている。またケアの受け手との間での確かなコミュニケーションを図る能力も求められている。 特定の領域について高度な知識と実践力をもつ「専門看護師」「認定看護師」資格の認定制度がある。

・看護師に就くには

高校卒業後、大学・短大・専門学校で3年あるいは4年の専門教育を修めたのち、国家試験に合格することが必要である。 養成機関の入試倍率は年度や学校によってばらつきがあるが、大学で4~7倍程度、専門学校では2~4倍程度である。学校では、基礎・専門科目の講義の他に、療養上の世話や診療補助業務の実践能力を身につけるための技術教育が行われるが、あわせて医療施設だけでなく介護・福祉施設や訪問看護ステーションなどでの実習を経験する。 科学的な根拠に基づいて患者の状態を正確に観察・判断し、的確に対処できる理性と学識、人間の生命に直結した仕事ゆえの責任感や忍耐力が求められる。患者の心を支えるためにも、他者を理解し、受け入れる姿勢とコミュニケーション能力が重要であり、心身の健康も重要な要素となる。 学費は学校の種類(大学・短大か専門学校か)や設置主体(国・公立か私立か、医療機関・医療関係団体などの付属かどうか、など)によってかなり幅がある。各種の奨学金制度も利用できる。 看護師の免許を得た人は、さらに1年以上の専門教育を修めた上で保健師・助産師それぞれの国家試験受験資格を得ることができる(平成22年4月施行。在学者には移行措置あり)。従来は、大学では4年間で看護師課程と並行して保健師課程を学び、看護師国家試験とともに保健師国家試験の受験資格を得ることもできた。助産師課程は選択制としている大学が多い。しかしながら、保健師・助産師教育期間が1年以上となることから、これらの課程は看護師課程と切り離し、大学院等での教育への切り替えが検討され始めている。 准看護師は准看護師学校や看護高等学校卒業し、都道府県の試験に合格すると准看護師の免許が交付される。現在、准看護師の数は減少してきている。

・労働条件の特徴

医療や介護の現場では1日24時間、1年365日を通じてのケアの提供が求められており、これに応えるための勤務形態がとられている。交替制の勤務は、1日24時間を2ないし3のシフトからなるローテーション勤務でカバーする。たとえば病院の入院部門で3交替制で勤務する1人の看護師の1週間は、1回8時間労働の昼間の勤務(日勤)を3回と、夕方から真夜中にかけての8時間労働の夜勤(準夜勤)を1回、真夜中から朝までの8時間労働の夜勤(深夜勤)を1回の、計5回の勤務からなる。土曜・日曜・祝祭日も交替で出勤するため、これらの日が必ずしも休日にならないこともある。夜間の対応体制は働く場の特徴に応じて様々であり、看護師の勤務も、夜間は緊急時の呼び出しに応じる待機体制をとるもの、利用者からの電話対応のみのもの、夜間対応を要しないものなどがある。 看護師就業者数は約88万人(平成20年末・准看護師を除く)、男性の比率は5%程度であるとされる。夜勤がある職場では夜勤回数に応じて夜勤手当が付加されるため、特に若い時期には同年代の女性労働者と比較して給与水準は高い傾向がある。 看護師は資格職種であり、個々のライフステージに応じて働き方や働く場を選びながら働き続けられるよう、働き続けられる職場づくりの促進が進められている。

・参考情報

関連団体 厚生労働省医政局看護課 http://www.mhlw.go.jp

社団法人 日本看護協会 http://www.nurse.or.jp

関連資格 看護師 准看護師 介護支援専門員(ケアマネジャー) 養護教諭

児童相談員の職業について

・どんな職業か

児童相談員は心理学や社会福祉などの専門的な立場から、児童相談所において子どもとその家庭が抱える問題の相談に応じ、解決のための調査や助言、援助を行う。 児童相談員には「児童心理司」と「児童福祉司」がいる。児童心理司は子どもと面接したり行動を観察したり心理検査を実施し、子どもの心の状態や知能、生活能力などを調査、診断する。児童福祉司は保護者との面接や家庭訪問などを行い、家庭環境や生育歴等を調査、診断し、問題の原因を探る。児童相談所ではこのようにして把握した問題の他、必要に応じて医学診断、行動診断などをもとに、所長、医師、保育士、療法士などで援助方針会議で話し合い、子どもにとって最も適切と思われる指導や援助の方法を検討し、処遇を決定する。 0歳から18歳未満の児童を対象とし、相談内容は心身の障害の問題から、子育ての悩みやしつけ、不登校やいじめの問題、保護者の病気・離婚による養育の問題、虐待、非行といった問題まで様々である。 児童相談所が行う処遇には、児童福祉施設入所や里親への委託、児童福祉司指導などがあるが、児童福祉司は施設や保護者を訪問したりしながら指導・援助を続けることになる。児童心理司は子どもや保護者に対して通所させたり、キャンプを実施するなどして心理療法などの指導・援助を行っている。なお、児童福祉司は児童福祉法第11条に定められている法令職である。

・児童相談員に就くには

児童心理司、児童福祉司として働く場合は、地方公務員試験に合格することが必要である。大学卒業程度の学力と心理学や社会学の専門知識、ケースワークやカウンセリングの技法を身につける必要がある。 都道府県によって異なるが、児童心理司の場合、精神保健の専門知識・経験を持つ医師や大学で心理学を専攻した人など、児童福祉司の場合、福祉専門職員を養成する学校の卒業者、一定の講習の修了者、大学で心理学、社会学、教育学を専攻した人、医師、社会福祉主事経験者など、一定の条件を満たしていることが必要である。子どもに対する深い関心、問題を解決する熱意と積極性が求められる。また、ほかの専門スタッフと協力し合って援助を行うため、協調性や、情報を集めてまとめる能力、それを総合的に判断する能力が求められる。個人の秘密を厳守する態度も必要となる。

・労働条件の特徴

各都道府県と政令指定都市が設置する児童相談所で働く地方公務員であり、数年ごとに、別の児童相談所や児童福祉施設、社会福祉施設に異動する場合もある。 賃金や労働時間などの労働条件は各県の条例等で定められている。一般的に土・日・祝日は休みであるが、最近は児童虐待の増加を反映して、児童福祉司の場合、勤務時間外に家庭訪問をして、相談や指導を行うといったことも多くある。 児童相談所の数及び児童心理司・児童福祉司の人数は、各県が地域の実情に応じて定めており、採用は退職などによる欠員補充程度という傾向が続くと考えられる。

・参考情報

関連団体 厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課 http://www.mhlw.go.jp

関連資格 児童福祉司 児童心理司

保育士の職業について

・どんな職業か

仕事を持っているなどの理由から、保護者がすべての時間、子どもの面倒を見ることができない場合に、保護者に代わって、小学校に上がる前の子どもたちの保育をする。 幼稚園の教師は、子どもの「幼児教育」をするのが主な仕事であるが、保育士は、乳児から小学校入学前の子どもを預り、保護と世話をする仕事が中心である。 保育士は、子どもが保育所にいる間、昼食やおやつを食べさせながら食事のしつけをしたり、着がえを身につけさせたり、昼寝をさせたり遊ばせたりする。また、子どもたちの年齢に合わせた、音楽・リズム・絵画・工作・自然観察などの幼児教育も行う。 保育所にはゼロ歳から6歳までの子どもがいるので、担当する子どもの年齢によって、仕事の内容や対応の仕方が異なる。乳児を保育する場合には、授乳やおむつの取りかえなども行う。 常に子どもをよく観察して、具合が悪くなったり、事故にあったりした場合は、保護者や病院に連絡をとるなど、すぐに適切な処置を行う。また、帰りには、それぞれの子どもについて異常の有無を確認し、持ち物の整理を手伝い、迎えに来た保護者に必要な連絡を行う。 また、行事などの計画を立てたり、保育日誌を記録するなど、事務的な仕事もある。

・保育士に就くには

保育士として働くには、保育士資格を取ることが必要である。資格を取得するには、養成課程のある学校や施設を卒業する、あるいは保育士試験に合格するという、2つの方法がある。 養成課程の多くは、大学や短大、または専門学校の中に2年以上の課程として置かれている。最近では、保育士として採用される人のほとんどが養成課程のある学校の卒業者である。 保育士試験は各都道府県で年1回以上実施されており、短大・高等専門学校卒業者(大学に2年以上いて教養課程を修了した者を含む)や、児童福祉施設において5年以上(高校卒業者は2年以上)児童の保護に従事した者が受験できる。 なお、保育士資格を持っている人は、児童館などの児童厚生員、児童自立支援施設の児童生活支援員にも就くことができる。 保育士は多くの子どもと接するので、健康と体力が必要である。 子ども好きで、一人ひとりの子どもに理解と愛情を持ち、責任感があることが求められる。子どもの健康状態などに異常があればいち早く対応できるよう、簡単な応急処置などの知識とスキルも必要である。

・労働条件の特徴

保育士の9割以上が保育所で働いている。ほかには、児童養護施設、知的障害児施設、乳児院、重症心身障害児施設などが職場になる。病院で長期入院の子どものための保育に当たったり、各種の施設や事業所が利用者や顧客のために行う臨時託児業務を担当するなど、保育士の資格や経験が役立つ職場も広がってきている。また、就労と子育ての両立支援を目指す方向で保育所の役割が見直されており、長時間保育や夜間保育、休日保育など、様々な形の保育が行われるようになっている。 賃金は、公営の施設で働く場合は、公務員の給与基準に従って定められている。 労働時間や勤務形態は施設によって異なり、児童養護施設など24時間入所施設では、2交替制や3交替制、あるいは宿直勤務を行う場合もある。保育所では早朝や夕方に保育時間を延長しているため、交替で時差勤務をしている場合が多い。休憩は、子ども達が昼寝をしているときなどに交替でとることが多い。 少子化は進んでいるが共働き世帯の増加や、利用者の多様な保育ニーズに対応する動きもあり、国としても保育施策の充実を掲げていることから、引き続き人材需要が見込まれる。

・参考情報

関連団体 全国保育士会 http://www.z-hoikushikai.com

厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課 http://www.mhlw.go.jp

関連資格 保育士

一般事務員の職業について

・どんな職業か

特定の分野の事務を専門的に行うものではなく、様々な事務の仕事を全般的に行う。 規則、業務手順書、手続き、慣習的な方法などによって定められた、定型的な事務作業に従事する。事務作業は多種多様であるが、文書の作成や整理、発注伝票や受注伝票の作成と管理、各種台帳の管理、生産や売上など営業資料の作成や管理、社内の各種届出書類の管理など、書いたり、計算したり、点検したりする仕事が中心である。文書の作成や集計などではパソコンを使用し、また、コピー機やFAXを使用するなど、事務機器やOA機器に接することが多い。 また、郵便物の発送、物品の受取り、電話の取次ぎ、事務用品など消耗品の補充と注文等々細々とした仕事を受け持ち、来客への対応やお茶だしなどをすることもある。

・一般事務員に就くには

高校や短大などを卒業し、企業や団体などに採用され、様々な部署に配属されて事務作業を行う。 中途採用については、人材派遣会社などに入社し、受託先の企業や団体などに派遣されて仕事をすることが多い。 補助的な業務から始めて経験を積み、思考判断や創意工夫を行いながら事務処理能力を向上させる。事務処理の管理監督的な職に就く場合や、司法書士や行政書士などの資格を得てコンサルタント的な業務に転向する場合もある。 事務処理の高度化、専門化により、コンピュータ処理能力、文書作成能力、簿記、英会話など仕事に関連のある技能や資格が求められている。そのため、各種講習への参加や通信教育の受講などスキルアップのための自己啓発が必要となる。

・労働条件の特徴

民間企業、官公庁、各種団体など事業を営むところは必ず事務の仕事が発生するため、職場は全国に渡っている。 就業者の男女比では女性の割合が高い。多様な人材確保や事務の合理化のため、契約社員や派遣社員の占める割合が年々高まっている。 就業時間は午前9時から午後5時までで、週休二日制がほとんどである。月末など、伝票や文書の締め切りが集中する時期には、残業をすることもある。 労働需要は安定しているといえる。単純な事務作業に関しては、正社員の割合が減り、派遣社員、契約社員、パートタイマーなどの割合が増えつつある。

・参考情報

関連資格 ビジネス・キャリア検定 コンピュータサービス技能評価試験

ガソリンスタンド・スタッフの職業について

・どんな職業か

ガソリンスタンドにおいて、ガソリン・軽油や灯油など石油製品の販売を行う。 また、エンジンなどの点検や洗車なども行う。 スタンドに入ってきた車を誘導し、計量機前の所定の位置に停止させる。給油する燃料の種類・数量や支払方法を確認し、自動車の給油口にノズルを差し込んで給油する。給油中には、ガラスや灰皿の清掃などを行う。所定の数量が給油されると自動的に停止するので、ノズルを外して自動車の給油口のふたをしっかりと閉める。 また、点検の依頼を受けた場合には、エンジンルームを開けて、エンジンオイル、冷却水、バッテリー液などのチェックを行う。寒冷地では、スノータイヤの交換を行うこともある。洗車の依頼を受けた場合には、車を運転して所定の位置に止め、洗車機を操作する。 POSレジスターから出力された帳票に基づいて現金やカードなどで支払いを受け、安全に送り出す。燃料用の灯油の販売も行う。

・ガソリンスタンド・スタッフに就くには

新規採用の場合は、高等学校や専門学校などを卒業後、石油製品販売企業に採用されてガソリンスタンドに勤務する。学科などの制限はないが、機械の知識を持っていれば有利である。 入職後に、「危険物取扱者」、「自動車整備士」などの資格を取得すると、昇進に有利である。 中途採用は、欠員が生じた場合など常時行われており、就職の機会は多い。アルバイトが募集される機会も多い。 スタッフの仕事をしながら整備士の資格を得て、自動車の整備や簡単な修理をするようになる場合もある。 自動車やメカニックが好きで関心や知識のある人、人と接するのが好きな人、体を動かすことが好きな人に向いている。また、危険物を取り扱うため、慎重さが求められる。

・労働条件の特徴

市街地や主要幹線道路沿いなどに多数のガソリンスタンドが立地しており、職場は全国に渡る。 ガソリンスタンドの営業時間に合わせて、交替制で勤務を行う。早朝や深夜の勤務、24時間営業のスタンドでは、夜勤もある。日曜・祝日に営業しているスタンドの場合には、平日に交替で休日をとる。朝夕など、客が集中して忙しくなる時間帯がある。屋外での作業が主になる。 年齢構成は、10代から50代ぐらいまでと幅広く、男性の割合が多い。最近は、女性の割合も増えつつある。 スタンド同士の競争によって閉店するスタンドがある一方で、セルフ方式のスタンドが増加し、ショップ等を併設する業態が定着してきたので、ガソリンスタンド・スタッフの職務内容も販売面が増えるなど変化しつつある。

・参考情報

関連団体 全国石油商業組合連合会 http://www.zensekiren.or.jp

関連資格 危険物取扱者 自動車整備士

生命保険外務員の職業について

・どんな職業か

一般家庭や企業を訪問して、生命保険契約の募集・アフターサービスを行う。 万が一、病気や事故、災害にあったときに、経済的な助けとなるのが生命保険で、家庭の生活保障、子供の教育費や結婚資金、老後の生活資金の確保など、生命保険商品には目的に応じた様々なタイプがある。 お客のライフサイクルに応じて必要な保険金額を見積もり、お客のニーズに最適のプランを勧める。お客が加入を決めた場合には、必要な事項を確認しながら申込書を作成し、署名・捺印をもらい、契約する。企業に対しては、企業年金やグループ保険など団体保険の設計・販売を行う。 生命保険は長期間にわたる契約であるため、お客とのつきあいも長いものになる。そのため、結婚、子どもの誕生などお客のライフサイクルの変化に応じて、新しい保険を勧める。また、保険料の支払いが困難になったり、契約者や受取人を変更したいなど、お客の生活状況が変化した場合には、適切なアドバイスや解決の手伝いをするというアフターサービスも大切である。

・生命保険外務員に就くには

生命保険の営業活動を行うには、生命保険業界共通体系の研修を受け、一般課程試験に合格して、財務局に登録する必要がある。 一般課程試験合格後、業界共通のより専門的かつ段階的な教育を受け、ライフ・コンサルタント、シニア・ライフ・コンサルタント、トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP)といった上級の称号を得ることができる。 商品知識(基本用語・約款・事務手続など)、税務知識、公的年金・健康保険等の社会保険に関する知識、福利厚生制度に関する知識などが必要となる。また、生命保険の営業には、自主性、社交性、粘り強さ、積極性なども求められる。

・労働条件の特徴

生命保険会社に所属し、最寄りの地方支部や営業所を拠点に営業活動を行う。 約9割が女性であり、最近では若い女性が増えている。 給与体系は、固定給の他に、販売活動の実績に応じた歩合給が支払われるのが一般的である。ベテランになると、契約数を伸ばして高収入を得る人もいる。 事務職員とは異なり、一日の勤務時間のほとんどを家庭や企業の訪問活動に使うことになる。

・参考情報

関連団体 社団法人 生命保険協会 http://www.seiho.or.jp

財団法人 生命保険文化センター http://www.jili.or.jp

全国生命保険労働組合連合会 http://www.liu.or.jp

関連資格 生命保険営業職員一般課程試験 ライフ・コンサルタント

給食調理人の職業について

・どんな職業か

給食とは、特定多数の人々を対象に継続的に提供する食事のことで、その調理を行う仕事である。 給食施設には事業所給食(社員食堂)、学校給食、病院給食(入院患者の治療食)、福祉施設給食、保育所給食、介護施設など多岐にわたる。 給食調理人は、管理栄養士、栄養士などの指示・献立表に基づいて食材の仕込み・納品確認、材料の下処理、各種調理器具を用いた大量の調理、盛り付け、配膳、器材の洗浄消毒、食器洗浄、ゴミ処理などを行う。病院給食では、医師の指示により、患者個々の献立により調理を行う。

・給食調理人に就くには

入職にあたって、特に資格や免許は必要とされない。 就職の経路は、新規学卒者は調理師学校からの紹介が最も多く、縁故就職もある。新規学卒者以外では、職業安定所と求人広告がほとんどで、パート・アルバイトの募集が多くなっている。 給食調理人は、特定多数人の人々に継続的に食事を提供する仕事なので衛生観念が最も必要となり、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)それぞれの「5S」を身につけることが求められる。また、給食調理人は50食以下から1000食以上の食事を提供するため道具や機械を正確に操作する能力も必要になる。事業所給食等であれば、入職後一年位で一応の仕事は覚えられるが、特殊調理を必要とする病院給食・社会福祉施設給食等では3年位の経験が必要になる。 給食調理人から調理師資格を取得し調理主任・店長・支配人・スパーバイザーなど中間管理職となる道もある。給食のエキスパートになるため、給食サービス管理士という資格制度もある。

・労働条件の特徴

給食施設は45000箇所以上もあり、職場は全国に渡る。勤務形態・食事の提供方法も様々である。 事業所給食(オフィス、官庁街等)や学校給食は、昼食のみの提供が多く土日は休日の場合が多くなっている。病院給食のように3食(朝・昼・夕食)を出す施設では、早出・日勤・遅出の勤務形態が多く、休みも交替制である。 給与水準は、各給食会社によって差があるが、サービス業の全平均に比べ少し低いとみられている。これはパート・アルバイト従業員が給食業界全体の60%以上を占めている事に影響している。 給食調理人は厨房内での立ち仕事が多く、空調設備があるとしても高温、多湿になりがちである。特に大量調理は色々な調理機を使い、煮たり・焼いたり・蒸したりと、火を扱う仕事のため危険を伴うが、マニュアル通りに調理作業を行えば、安全な職業といえる。 HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point(危害分析重要管理点))の衛生管理を取り入れた施設が増えており、職場環境は年々、良くなりつつある。

・参考情報

関連団体 社団法人 調理技術技能センター http://www.chouri-ggc.or.jp

社団法人 日本給食サービス協会 http://www.jcfs.or.jp/

関連資格 調理師 専門調理師 給食サービス管理士

機内食製造工の職業について

・どんな職業か

航空機の「機内」という極めて特殊な空間で提供される食事と飲物は、一般に「機内食」と呼ばれ、これを調理し、パッキングして航空機に運び込む仕事をしているのが機内食製造工である。 仕事は、大きく「調理職」と「ロジスティクス(補給・輸送)」に分かれる。 機内食を生産する「調理職」は、軽食からフルコースのディナーに至るまで様々な機内食を調理する。調理方法は基本的に一般のレストランと同じであるが、機内食の場合には調理をしてから一定時間経過後に、空間的にも離れた場所で提供されるため、特別な処理が必要となる。その一つがクック・アンド・チル方式で、工場で調理した後、いったん冷却してから航空機に搭載され、機内では温めて提供される。 「ロジスティクス」(運営職)は、航空会社から配備されたコンテナなどに調理された機内食をパッキングして出発便航空機に搭載したり、到着便航空機から使用済食器やコンテナなどを取卸したりする。また、この他に機内食サービスに付随して、機内で提供される保税酒類、機内免税販売品の補充や品揃え、航空会社から配備される多様な食器やサービス用備品類の在庫管理なども行う。

・機内食製造工に就くには

入職にあたって、特別な資格や免許などは必要とされない。新規学卒者の場合は高校卒以上が一般的であるが、最近では、専門学校、短期大学、4年制大学の新規学卒者も数多くこの業界に入職している。 調理職の場合は、調理師養成施設(専門学校、各種学校、短大別科、高等学校)で調理の基礎技術や食品衛生学、栄養学などを履修した上で即戦力として入職することが多い。最近の業界需要に呼応して「エアラインケータリング学科」を新設した学校もある。ただし、調理師免許の資格保持は、入職に際しての必須要件ではない。 ロジスティクス部門に入職を希望する場合は、航空機内食会社の顧客が航空会社であり、業務運営のための各種意思伝達手段(各種の業務指示文書など)が英文であることも多いため、基礎的な英語素養があった方がよい。また会社によっては、機内食を空港内の航空機まで搬送するためのハイリフトトラック車両運転技能が求められる場合もあるので、大型自動車運転免許を保有していると有利である。ロジスティクス部門である程度の経験を積むと、適性などの評価に基づき、間接部門(総務・営業などの一般管理部門)に配置されるのが一般的である。

・労働条件の特徴

航空機内食会社(エアラインケータリング会社)の工場で働く。工場は、空港内または空港周辺にある。 航空機内食会社の従業員は正社員とパートタイマーが約半々で、正社員のうち約半数が調理職、4割が運営職、残りの1割が営業や総務などの仕事に就いており、比較的若年者が多い。 航空機内食会社は1日24時間、またはそれに近似した稼働時間となっており、年間を通して休業日がないので、一部の間接部門を除いて従業員は交替制勤務となる。会社によって異なるが、1日の労働時間は8時間から9時間となっている。また、年間の休日日数は平均すると110日から120日で、最近では週休2日制が定着しつつある。 食品衛生上、さらには空港という特殊な環境下における作業などの諸要件から、ほとんどの会社ですべての従業員に制服が貸与されている。

・参考情報

関連団体 日本インフライトケータリング協会 電話:0476-32-5591 FAX:0476-32-5592

関連資格 調理師 大型自動車運転免許 栄養士 管理栄養士

ゲームセンター店員の職業について

・どんな職業か

ゲームセンター店員は、プレーヤーが日常生活から離れて楽しい時間を過ごす環境を整えるため、ゲーム機器の調整・点検・稼動状況チェックや入替え、景品・両替機の補充、使用方法の説明、店内の清掃などを行う。 清掃の行き届いた快適な空間を整えることから、仕事は始まる。身だしなみや言葉遣いにも気を配る。開店すると、お客にプレー方法を説明したり、ゲーム機のトラブルに対応する。また一定時間ごとに、ゲーム機ごとのプレー回数をチェックしたり、景品の詰め替え、両替機への硬貨の補充をする。お客の関心をひくような手製のポスターを作り、張り出す仕事もある。 次々に新しいゲーム機が登場するので、ゲームマシンの入れ替え作業も行う。お客の好みのゲームや最新の流行をいち早く取り入れることが大切なので、いつも流行に関心を寄せ、常に感性を磨いていることが必要である。

・ゲームセンター店員に就くには

入職にあたって、専門的な知識や資格は特に必要ない。店長や先輩から、日常の仕事を通じて指導を受ける。 ゲーム機のプレー方法と簡単なメンテナンス方法を身につける必要がある。ゲームが好きで機械いじりに興味を持っている人に向いている。 ゲームセンターには、子ども連れの家族客、学生、サラリーマンやOLなど様々な人が訪れる。そのため、性格が明るく、礼儀正しく人と接することができることが求められる。

・労働条件の特徴

正社員は全体の約5割で、残りはパートタイマーやアルバイトである。パートタイマーは主婦や50歳以上の人、アルバイトは学生が中心である。最近は女性も増え、全体の2割に達している。 給与体系は、社員は月給制、パートタイマーやアルバイトは時間給となっているのが一般的である。 室内での仕事がほとんどで、立ち作業が中心となる。 ゲームセンターの開店時間は、朝10時から夜の11~12時頃である。そのため、朝9時から夕方5時と、夕方4時から夜12時までに分かれて交替で働いている。夕方4時から5時の間に、仕事の引き継ぎを行う。土曜・日曜・祝日が忙しいので、ウィークデー(平日)を含めた週休2日制が一般的である。 ゲームセンターは、繁華街にある店、郊外型の店、デパートやショッピングセンターの中の店など、立地も客層も様々である。近年、ゲームを主体としたミニテーマパークのような大型店も誕生している。家庭用ゲーム機の機能が高度化しており、差別化として大型の体感マシーンも導入されている。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本アミューズメントマシン工業協会 http://www.jamma.or.jp

日本SC遊園協会 電話:03-5283-9228 FAX:03-5283-9229

社団法人 全日本アミューズメント施設営業者協会連合会 http://www.aou.or.jp

パチンコ店員の職業について

・どんな職業か

パチンコは身近で手軽にできるレジャー(大衆娯楽)として、多くの人に楽しまれており、パチンコ店員は、「ホールスタッフ」と「カウンタースタッフ」に分かれ、店内の清掃や景品の交換、不正行為のチェックなど、お客が楽しく安心して遊べるような店舗環境作りをする。 「ホールスタッフ」は、開店前に店内の掃除、空調設備の調節、パチンコ台のチェック・調整を行う。開店すると、お客はパチンコ台の呼出ランプでパチンコ台や玉貸し機の不調といったトラブルを訴えるので、出向いて適切な処置を行う。フロアやパチンコ台、灰皿が汚れていたら、お客の邪魔にならないように手早くきれいにする。売上金を管理したり、両替機に硬貨を補充したり紙幣を回収するのも仕事である。 「カウンタースタッフ」は景品交換係である。お客は当てた玉を計数機に入れ、玉数がプリントされた紙やカードをカウンターに持ってくる。その紙やカードを受け取って、お客の希望する景品を渡す。倉庫から景品を補充したり、カウンター周辺の清掃もする。カウンターは店の窓口でもあり、お客への応対やアナウンスなども行う。

・パチンコ店員に就くには

入職にあたって、基本的には学歴や経験は問われないが、最近は大学卒業者も増えている。 経験を積むと、パチンコ台の微妙な調整をまかされるようになる。一般的には、ホールスタッフやカウンタースタッフから班長、ホール主任、店長へと昇進していく(経営企業によって名称が異なる場合がある)。 修理や調整ができる熟練した技能をもつには、手先の器用さや機械に対する興味が求められる。ゲームや遊技類に対する好奇心のある人が向いている。パチンコ台の調整は以前は店舗と契約した「釘師」が行っていたが、今は熟練したベテラン店員や主任、店長が行っている場合がほとんどである。パチンコ台のデジタル化によって、電子機器に対する知識も必要となっている。 景品の仕入業者との交渉、在庫管理や品ぞろえなどはベテランの店員が担当し、地域性やお客の好みを考慮して品ぞろえをする。最近は、ブランド品や日用品の景品も増えている。 身だしなみや接客に気を配り、お客の印象を良くするように心がけることが大切である。

・労働条件の特徴

小さな店では、ホールスタッフとカウンタースタッフを分けないところもある。平均すると、1店舗に16~20人くらいが働いている。 以前は男性が多い職場であったが、若い女性客の増加に伴って女性店員が増え、店長以下は全員が女性スタッフという店も見られる。 労働時間は早番と遅番の二部制で、早番は朝8時半から夕方5時まで、遅番は午後4時半から夜11時までのところが多い。定休日を含めて週2日の休日を設ける店が増えている。 多くのパチンコ店は、喫煙の煙や周辺機器の騒音、BGM等がかなりうるさい職場でもある。 パチンコ店は駅前、商店街、繁華街といった街中にはもちろん、国道・県道沿いなどの郊外にもあり、郊外には大型店が増えている。全国で約1万6千のパチンコ店がある(全日本遊技事業協同組合連合会)。

・参考情報

関連団体 全日本遊技事業協同組合連合会 http://www.zennichiyuren.or.jp/

遊園地スタッフの職業について

・どんな職業か

子どもから大人までが楽しめる遊園地で、事故がなく来園客が楽しく遊べるように、園内でアトラクションの設備・機器の運転・保守、案内、販売、清掃など各種の業務を行うのが遊園地スタッフである仕事の一つは、遊園地の乗り物を運転し、乗り降りの接客をすることであり、アトラクションキャスト、アトラクションクルー、オペレータースタッフ等と呼ばれている。乗り物に客を乗せ、ドアを閉めて安全確認をした後、機械のスタートボタンを押して運転し、一定の時間がたったら運転を停止させる。客に危険がないよう常に注意する必要がある。 その他に、入場券や乗り物券の販売、園内の飲食店やみやげ店での販売を行う仕事や、園内の情報案内の仕事もある。また、清掃や警備関係のほか、装置や設備の保守管理など、直接客とかかわらない裏方の仕事もある。裏方ではあるが、これらの仕事は一歩間違えると危険な事故につながるため、施設の安全管理を十分に行って、事故を未然に防ぐ責任がある。

・遊園地スタッフに就くには

基礎的な研修を受けた後、ベテランの先輩と一緒に仕事をしながら覚えていく。遊園地スタッフには、乗り物などの遊戯施設の運転のほか、園内における様々な仕事があることから、それぞれの仕事によって研修の仕方や適性が異なる。大きな遊園地であれば本人の希望や適性を考えながら配置される。 サービス業としてお客と接する場面が多い仕事では、明るく人当たりの良い態度が求められる。子供好きであることも大切となる。 また、危険が伴う装置もあるため、細かい点にまで気がつき、責任感のある人が向いている。

・労働条件の特徴

遊園地の規模は様々であるが、平均すると一つの遊園地の従業員は100~200人である。スタッフの3分の1が正社員、3分の2がアルバイトやパートタイマーという割合になっている遊園地が多い。特に、夏休みや日曜・祝日は学生アルバイトが多く働いている。 給与体系は、正社員は月給制、アルバイトは日給、パートタイマーは時間給となっていることが多い。 開園前の準備と閉園後の後片づけを含めて、午前9時から午後5時半ごろまでが一般的であり、残業は少ない。夜遅くまで開園しているところでは、時間帯を分けて勤務する。 日曜日や祝日、学校の休日、ゴールデンウィークや夏休みなどは遊園地の稼ぎ時であり、遊園地は休業しない。そのため、スタッフは平日に交替で休みをとる。 人がたくさんいる屋外での立ち仕事が中心となる。夏は暑く、冬は寒い環境なので、健康であることが必要である。

金属プレス工の職業について

・どんな職業か

プレス機械に製品の原型となる金型を取り付け、金属板を打ち抜いたり、曲げたり、絞ったりと必要に応じて圧力を加え、様々な形に成形する。 鋼板などの金属板以外にもプラスチック、繊維、紙など様々な材料を加工する。プレス加工は生産性が高く、大きいものでは自動車の屋根やドア、小さいものでは腕時計やカメラ・携帯電話などの精密機器の部品まで、幅広い製品や部品の加工に利用されている。 プレス作業は、まず上下に分かれた金型を機械に取り付ける。加工する材料を下型のネスト(つき当て)の中に収まるように入れて試し打ちを行い、その結果が作業標準、検査基準に合っているかどうかを測定器などで確認し、必要がある場合は金型を調整する。材料をプレス機の所定の位置に入れてスイッチを押すと、上型がおりてきて材料が加工される。自動プレス機を用いる場合には、金型取り付けと制御盤の監視・操作を行う。

・金属プレス工に就くには

入職にあたって特に資格は必要なく、中学や高校を卒業してすぐにこの職業に就くのが一般的である。また、他の職業から転職する人も多い。 関連する資格として厚生労働省が実施する技能検定の「金属プレス加工技能士」の資格がある。この他にも「プレス機械作業主任者」、「公害防止管理者」などの資格も持っていると有利である。こうした資格は、金属プレス工の仕事を何年か続けて経験を積み、仕事に習熟した上で取得することができる。 機械を操作する上での集中力、仕事に興味を持ち、改善のための工夫や提案を行う意欲的な姿勢が求められる。

・労働条件の特徴

金属プレス工の大部分は、大企業の下請けでプレス加工を専業とする中小企業の専門部品メーカーに勤めている。事業所は全国にあり、自動車産業の発達している東京・神奈川・愛知・大阪・岡山・広島周辺に集中している。 就業者は男性が約8割を占めている。 プレス作業は機械で金属材料を押しつけて加工するため、職場では騒音が大きい。また昔はプレス機械によるけがの危険も多かったが、最近は安全対策が進んでいる。 将来的には、プレス作業の自動化が進み、自動プレス機を保守・操作する高い技術を持ったプレス工と、単純な作業を担当するパートタイマーに大きく分かれていくと考えられる。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本金属プレス工業協会 http://www.nikkin.or.jp

関連資格 金属プレス加工技能士 プレス機械作業主任者 公害防止管理者

ミシン縫製工の職業について

・どんな職業か

ミシンを使って布地などの素材を縫い合わせ、衣服などの製品を完成させる。 縫製には、アパレル(衣服)製品以外にも、建築工事用シートなどの産業資材や、帽子、寝具、カーテン、マットなどの縫製がある。 アパレル製品の製造では、縫製工程の前にそれぞれの工業用パターン(型紙)に基づき多くのパーツ(部品)にカッティング(裁断)された後、表地、裏地、芯地、その他縫製に必要な付属品などが揃えられた上で縫製工程に回される。 縫製工は、裁ち目をかがり、えり・そで・ポケットなどそれぞれのパーツを作り、これらのパーツを縫製手順に従って縫い合わせ、ボタン穴かがり、ボタン付け、ほつれを防ぐかん止め、飾り縫い、刺しゅう縫いなどをして、製品に完成させていく。縫製の仕事は一種の組立作業のような性格を持っている。 縫製の終わった製品はプレス機やアイロンできれいに仕上げ、検査を行って出荷の工程へ回す。 縫製工場の生産システムは、製品の種類や生産量、設備状況、従業員の数と熟練度などによって差異があり、ほとんどの工場では流れ作業による生産方式がとられている。この生産方式にはライン生産方式、ロット生産方式、ブロック生産方式がある。

・ミシン縫製工に就くには

縫製工になるための特別な条件や制限はない。適性としては、この仕事に興味を持っており、手先が器用であり、ファッション感覚や形態知覚などに優れていることが挙げられる。また、チームワークでの作業が中心となるため、協調性が望まれる。 入職後は、実地訓練によって現場で技能を習得していくのが普通である。縫製作業には多くの作業工程があり、それぞれの難易度が異なるので、その技能習得期間も3カ月程度で習得できる工程から1年以上の経験を必要とする工程まで様々である。全工程を習得するには、服種によって多少の差があるが、3~5年の経験が必要とされている。通常は最初の2~3カ月ぐらいは軽作業に従事し、その後、直線縫い、ダーツ縫いなど比較的簡単な工程のミシン操作を担当する。そして、経験を積み重ねるに従いだんだん難しい工程を担当し、全工程を習得し熟練工になると、チームの指導、監督を担当するようになる。 関連する資格として、厚生労働省が実施する技能検定の「紳士服製造技能士」、「婦人子供服製造技能士」、「布はく縫製技能士」の資格があり、資格を取得すると技術の証明として評価される。

・労働条件の特徴

縫製工は、その仕事の性格上、就業者のほとんどを女性が占めている。年齢的には若年層から中高年齢者まで幅広く就業できる職業であり、就業形態別では約半数は常用雇用で、近年は中高年主婦の就業が多くなるに伴いパートタイマーが増えている。 休暇については農村地帯では農繁期に休業日を設けるところもある。 職場環境は、ミシンを中心に裁断機、アイロン、プレス機などの設備を用いた屋内での作業が中心であり、ほとんど危険や騒音、振動、塵芥などはない。 従来のアパレル産業は労働集約的であったが、最近ではコンピュータによる自動検反システム、自動裁断システム、自動袖付けミシン、自動ボタン付けミシン、自動縫製システムなどの開発導入により、ミシン縫製工の作業の内容・質も大きく変化している。

・参考情報

関連団体 日本アパレルソーイング工業組合連合会 http://www.jaif.org/

関連資格 紳士服製造技能士 婦人子供服製造技能士 布はく縫製技能士 洋裁技術検定

自動車整備工の職業について

・どんな職業か

自動車の走行の安全確保、および有害排出ガスや騒音の抑制などの環境保全のために、専門的な知識と技術を駆使して自動車の点検と整備を行う。 自動車の整備には、定期的に各部を点検し、機能の低下した部分を整備する定期点検整備と、故障や交通事故などの故障・異常箇所の整備がある。また、自動車は種類によって構造が異なるため、普通車や軽自動車など自動車の種類、エンジンの種類、構造などにより専門分野を分けて、点検・整備を行う。 整備工場などに持ち込まれた自動車について、エンジン、操縦、制動、緩衝、動力伝達などの各装置や燃料・電気関係の部品などを点検し、故障している箇所を発見する。装置を取り外して分解し、破損または磨耗している部品を交換・修理して、自動車の性能や機能を元通りに回復させる。 自動車の性能向上などに伴って、車検や定期点検などの予防整備が業務の中心となっている。

・自動車整備工に就くには

新規学卒者の場合は、学歴、資格、経験などは問われない。ただし、自動車の運転免許が必要とされることが多い。また、工業高校の機械科や電気科、大学の工学部など機械や電気に関する基礎的な知識をもっていると有利である。 「自動車整備士」の資格があれば入職に有利であるが、新卒の採用の場合には問われないことが多い。入職後、勤務しながら夜間や休日に講習を受けられる養成施設(自動車整備技術講習所)に半年~1年半通い、「自動車整備士」の資格を取得することもできる。 中途採用については、「自動車整備士」の資格を持ち、経験を積んだベテランの整備工が求められる傾向にある。 自動車の構造や装置は、年々複雑化、精密化しており、各種電子制御診断機器を使いこなすための知識や、新技術に対応できる高度な技術力が要求されてきている。さらに、環境や騒音などの問題への対応のため、高難度の整備・検査に対応する必要もある。

・労働条件の特徴

法律によって所定の期間ごとに必ず車検を行わなければならないため、全国に渡って事業所が存在しており、職場は全国に渡る。メーカー系自動車販売会社の整備工場や整備を事業とする会社などで働く。 地域密着産業のため、自動車ユーザーの利便性に合わせて、日曜・祝日に営業したり、会社帰りでも整備できるよう夜間に営業することもある。このため、休日は規則的でなく、交替制による週休二日制が一般的である。 高齢化が進んでおり、事業規模の小さい事業所ほど年齢が高い傾向にある。男性比率が圧倒的に多いが、女性も増える傾向にある。 屋内作業が中心で、騒音、振動の発生、油脂による汚れなどがある。 自動車の保有台数の伸びが鈍化しており、整備売上高の伸びも鈍化している。自動車の普及率などから見て、今後も保有台数に大幅な伸びは期待できないため、労働需要は横ばいの傾向にある。

・参考情報

関連資格 自動車整備士 整備管理者

写真・映像処理オペレーターの職業について

・どんな職業か

カラー写真を処理する会社(主にラボ、現像所)やカメラ店において、アナログカメラで撮影したカラーフィルムの現像処理、プリント制作及びデジタルカメラで撮影した画像のプリント制作を行う。 ラボでは、フィルム受注窓口(カメラ店他)から集配した多量のネガフィルムを高速現像機で現像処理する。現像後、このフィルム1コマ毎に最適色補正を行い、この色補正情報に基づき、高速自動プリンターでロール状カラー印画紙に焼き付ける。印画紙を現像・検査し、合格品を出荷、配送する。最近では、デジタルカメラやインターネットによる受注も急増し、デジタル画像の処理システムの対応も進むなど、デジタル関連の処理業務が拡大している。 サービスサイズのほか、大伸ばし写真、展覧会向け写真、婚礼写真、七五三、ポストカード、ディスプレイ用写真など幅広い写真需要、業務がある。 自家処理型カメラ店では、ミニラボと呼ばれる小型フィルム現像機、小型プリンターを設置し、小サイズ~大伸ばしプリント等のプリントを中心に業務を行っている。

・写真・映像処理オペレーターに就くには

入職にあたって特に資格などは必要とされない。 カラーラボの機器はコンピュータで制御される機器であるため、採用後は実習を含む研修を行ってから配属されることが多い。その後、各工程でOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)による指導を受け、一人で作業ができるようになるには約1年ほどかかる。 デジタルカメラなどの普及により、デジタル画像の処理を行うことが増えているので、コンピュータやパソコンの知識技術が重要になってきている。 写真の色調や構図を調整し、写真を仕上げる仕事があるので、カメラや写真に興味がある人が向いている。

・労働条件の特徴

職場としては、大規模カラーラボと、現像・プリント設備を持つカメラ店とがある。大規模カラーラボでは通常の写真のほかに、写真付きポストカード(年賀用、結婚用、誕生用)、婚礼写真、広告写真など様々な写真を処理する。 以前は暗室での作業が多かったが、現在は機械化が進み、ほとんどが明室作業で、空調の効いた屋内での軽作業が主体となっている。 季節により、写真の需要の繁閑差がある。行楽シーズンや成人式、年賀状作成時期などが繁忙期で、写真の注文が集中するので残業が多くなる。 デジタルカメラやカメラ付き携帯などの普及によって、従来のフィルム写真に加えてデジタル映像の処理も行うようになっており、今後も取扱い分野が拡大するものと考えられる。

・参考情報

関連団体 日本カラーラボ協会 http://www.jcfa-photo.jp/

宅配便配達員の職業について

・どんな職業か

依頼された荷物を担当する地域からそれぞれ集荷し、集められた荷物を相手先に届ける。 集荷業務では、企業や個人宅、取次店から、宅配便で取り扱う小荷物(通常30キログラム以下の重さで、縦・横・高さの合計が1.5メートル以内の荷物)を2トン前後のトラックを使って集め、集荷所にまとめる。集荷所では行き先別に小荷物を分類し、それぞれに適した輸送方法で発送する。 配達業務では、まず、取次店、集荷センターなどの集荷所で配達する荷物と配送伝票を受け取り、照合したうえで、大まかな配達順を考慮し、壊れやすい荷物に注意しながらトラックに積み込む。効率よく、時間どおりに配達できるように配達ルートを決め、配達する。配達先では荷物と引き換えに、配送伝票に受領印を受ける。配達先が不在の場合や住所不明の場合は、連絡票を置くなどした上で荷物を持ち帰り、集荷所の担当者に連絡する。 集荷の場合には、送り状の作成などの仕事があり、集荷、配達のどちらの場合にも配達料金の徴収などの業務がある。また、運送会社によっては、小荷物を配達するだけでなく、自分の会社の宅配便を利用してもらえるよう営業活動をすることもある。 生鮮食料品を扱うことが比較的多く、また、時間指定の配達や、ゴルフなど荷物だけ宅配便で目的地に送り、人は別の方法で行き、すぐにその荷物を利用するサービスなどが増えており、迅速、正確に届けることが重要である。

・宅配便配達員に就くには

公共職業安定所の紹介、情報誌、新聞などの求人広告を見て応募し、就職するのが一般的である。比較的労働移動の激しい職業なので、随時求人を行っている企業も多い。 入職にあたって特に専門的な訓練は必要ないが、普通自動車免許が必要となる。通常、宅配便で使用するトラックは2トン以下であるため、大型免許は必要ないが、細い道を通ったり狭い場所に駐車することもあるので、正確な運転技術と担当地域の地理の把握が求められる。 トラックへの荷物の積み下ろしや階段の昇降などがあるため、それを無理なくこなせる体力が必要となる。また、荷物を預かり、責任を持って配達する仕事であるため、荷物の取り違えや配達先を間違えるなどのトラブルを起こさないための注意力、正確さ、強い責任感も求められる。丁寧な応対と好感を持たれる接客態度も大切な要素となる。 転職については、同業他社に移ることが比較的容易であるほか、大型免許などさらに上位の免許を取得して他の運送業種へ転職することもできる。また、軽自動車やオートバイなどを保持すれば自営業として独立する道もある。

・労働条件の特徴

就業地域は全国に渡るが、集荷・配達を担当する地域の土地勘を持っているほうが有利であり、地元の営業所で働くことが多い。 勤務先のトラック運送会社の大半は従業員300人以下の中小企業であり、大企業と提携して一部エリアを請け負ったり、自らエリアや取引先を限定して行っている場合がほとんどである。 現在の就業者は男性が圧倒的に多いが、普通自動車免許があれば就業でき、扱う荷物も軽くて小さなものが中心となるため、最近では女性も増加している。 屋外で一人で働き、荷物の持ち運びなどの立ち作業、さらに運転という気を使う仕事が加わるため、体力や集中力が要求される。ただし、仕事に習熟してくれば自分でペース配分もできるようになり、一人で働く気楽さもある。 個人消費の多様化、主婦の職場進出、個人輸入業の増加などにより、テレビやカタログの通信販売、日用雑貨、食料品の宅配セールス、インターネット上での物品の購入等が急増していることから、宅配便業界の市場は、ますます伸びると予想される。

・参考情報

関連団体 社団法人 全日本トラック協会 http://www.jta.or.jp/

関連資格 大型自動車運転免許

ビル清掃員の職業について

・どんな職業か

オフィスビルをはじめ、店舗、学校、病院など、様々な建物の清掃を行う。 ビル清掃には、大きく分けて室外清掃と室内清掃がある。室外清掃では外壁や窓ガラス、屋上、玄関などの外回りといった、ビルの外側の清掃を行う。室内清掃では、床、壁や天井、ドア・ガラス、照明器具や吸排気口、トイレや湯沸かし室などの清掃とゴミの回収を行う。 室内清掃のうち床の清掃については、建材に合わせた清掃方法で行う。塩化ビニールタイルなどの弾性床材の床では、日常的にはダストモップや自在ぼうきなどでちりやほこりを取り除く作業を行い、定期的には床に付着した汚れをモップで拭き取った上で、汚れや傷みから建材を守るためにワックスがけを行う。カーペットの床では、掃除機でほこりを取り除き、必要に応じてしみ抜きや洗浄を行う。 トイレや洗面室など汚れやすい箇所は、1日に数回見回って念入りに清掃し、トイレットペーパーなどを補充する。 事務所や店舗など昼間使用される場所では、夜間や早朝にゴミの回収や清掃を行う。毎日行う日常清掃では、毎日頻繁に使用され、汚れの激しい場所の清掃を行い、1週間~1ヶ月に一回行う定期清掃では、汚れの少ない場所や日常清掃で十分にできない場所の念入りな清掃、損傷部分の補修、内装材の保護処理などを行う。

・ビル清掃員に就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。他の職業からの転職や主婦の再就職など、中途採用も多い。 正社員として入社した場合は、2~3年で現場指導者、その後数年で現場主任補佐、そして現場主任へと昇進するのが一般的である。現場責任者になると、作業計画や人員配置計画を立てる仕事も行う。 関連する資格として、厚生労働省が認定する技能検定の「ビルクリーニング技能士」の資格があり、資格を取得すると技術の証明として評価される。 建材・洗剤の知識や、機械や洗剤・床維持剤の使い方などの作業方法について習得する必要がある。 他人の事務所や店舗で作業をするので、信頼の置ける人であることが大切な条件である。きれい好きで几帳面である人、共同作業が多いことから協調性のある人が向いている。

・労働条件の特徴

一般のオフィスビル、デパート、店舗ビル、学校、病院、ホテル、美術館、共同住宅などの建物や、遊園地や野球場などの野外施設で働いている。総合ビル管理会社や専門のビル清掃会社に雇用されて働くのが一般的で、契約先の建物で清掃を行う。 就業者は中高年齢者が多い。男女比は女性が7割程度となっているが、高所作業などのある屋外清掃では男性が多く、パートタイマーでは女性が圧倒的に多い。他の仕事からの転職者も多く、入職・離職の動きが大きいのが特徴である。 パートタイマーが多く、学生アルバイトも働いている。賃金形態は、正社員は月給制、パートタイマーは日給制または時間給制、アルバイトや臨時社員は時間給制の場合が多い。 労働時間は、正社員の場合は1日8時間、パートタイマーの場合は2~3時間が一般的である。営業時間外に清掃をしなければならない建物も多く、その場合は早朝や夜間に作業を行う。

・参考情報

関連団体 社団法人 全国ビルメンテナンス協会 http://www.j-bma.or.jp

財団法人 建築物管理訓練センター 電話:03-3805-7575 FAX:03-3805-7578

関連資格 ビルクリーニング技能士

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