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宮崎県

の採用情報検索結果14,328件中 1 - 25 件を表示

看護師の職業について

・どんな職業か

看護師は「診療の補助」と「療養上の世話」を通じて、病気やけがの治療を受ける人々や介護を必要とする人々、体や心の健康上の様々な問題を抱えながら生活する人々を支える。 病院・診療所などの医療施設では、患者への医療の提供に、医師・薬剤師・栄養士・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・医療ソーシャルワーカーなどの専門職種とともに医療チームの一員として参加する。現代医療には、救命救急医療・高度先進医療・リハビリテーション・生活習慣病の管理・精神医療・終末期医療など多様な側面があり、看護師は、医師が診断や治療を効果的に進められるよう、診察や検査、処置を補助する(診療の補助)。採血や注射、点滴の一部は医師の指示を受けて看護師が行うこともある。常に変化する患者の状態(体温や脈拍、呼吸、血圧、痛みや苦痛の程度、意識状態など)を把握し、医師の判断を助ける。介護保険施設・社会福祉施設では、医療施設と比べて医師の関与が少ないため、看護師は日常的な医療管理や緊急時の判断を求められることが多い。訪問看護ステーションの看護師は患者宅を訪問してケアを行うほか、家族への支援も行う。学校や企業の健康管理部門では健康管理や心身の保健相談に応じている。 どのような領域にあっても、ひとの「食べる」「休息する」「排泄する」「清潔を保つ」などの営みが安全に苦痛なく、その人らしい尊厳を保ちながら快適にできるよう、環境を整え手助けすること(療養上の世話)は、患者やその家族への心理的なサポートとともに、看護師の仕事の中でも重要な位置を占めている。またケアの受け手との間での確かなコミュニケーションを図る能力も求められている。 特定の領域について高度な知識と実践力をもつ「専門看護師」「認定看護師」資格の認定制度がある。

・看護師に就くには

高校卒業後、大学・短大・専門学校で3年あるいは4年の専門教育を修めたのち、国家試験に合格することが必要である。 養成機関の入試倍率は年度や学校によってばらつきがあるが、大学で4~7倍程度、専門学校では2~4倍程度である。学校では、基礎・専門科目の講義の他に、療養上の世話や診療補助業務の実践能力を身につけるための技術教育が行われるが、あわせて医療施設だけでなく介護・福祉施設や訪問看護ステーションなどでの実習を経験する。 科学的な根拠に基づいて患者の状態を正確に観察・判断し、的確に対処できる理性と学識、人間の生命に直結した仕事ゆえの責任感や忍耐力が求められる。患者の心を支えるためにも、他者を理解し、受け入れる姿勢とコミュニケーション能力が重要であり、心身の健康も重要な要素となる。 学費は学校の種類(大学・短大か専門学校か)や設置主体(国・公立か私立か、医療機関・医療関係団体などの付属かどうか、など)によってかなり幅がある。各種の奨学金制度も利用できる。 看護師の免許を得た人は、さらに1年以上の専門教育を修めた上で保健師・助産師それぞれの国家試験受験資格を得ることができる(平成22年4月施行。在学者には移行措置あり)。従来は、大学では4年間で看護師課程と並行して保健師課程を学び、看護師国家試験とともに保健師国家試験の受験資格を得ることもできた。助産師課程は選択制としている大学が多い。しかしながら、保健師・助産師教育期間が1年以上となることから、これらの課程は看護師課程と切り離し、大学院等での教育への切り替えが検討され始めている。 准看護師は准看護師学校や看護高等学校卒業し、都道府県の試験に合格すると准看護師の免許が交付される。現在、准看護師の数は減少してきている。

・労働条件の特徴

医療や介護の現場では1日24時間、1年365日を通じてのケアの提供が求められており、これに応えるための勤務形態がとられている。交替制の勤務は、1日24時間を2ないし3のシフトからなるローテーション勤務でカバーする。たとえば病院の入院部門で3交替制で勤務する1人の看護師の1週間は、1回8時間労働の昼間の勤務(日勤)を3回と、夕方から真夜中にかけての8時間労働の夜勤(準夜勤)を1回、真夜中から朝までの8時間労働の夜勤(深夜勤)を1回の、計5回の勤務からなる。土曜・日曜・祝祭日も交替で出勤するため、これらの日が必ずしも休日にならないこともある。夜間の対応体制は働く場の特徴に応じて様々であり、看護師の勤務も、夜間は緊急時の呼び出しに応じる待機体制をとるもの、利用者からの電話対応のみのもの、夜間対応を要しないものなどがある。 看護師就業者数は約88万人(平成20年末・准看護師を除く)、男性の比率は5%程度であるとされる。夜勤がある職場では夜勤回数に応じて夜勤手当が付加されるため、特に若い時期には同年代の女性労働者と比較して給与水準は高い傾向がある。 看護師は資格職種であり、個々のライフステージに応じて働き方や働く場を選びながら働き続けられるよう、働き続けられる職場づくりの促進が進められている。

・参考情報

関連団体 厚生労働省医政局看護課 http://www.mhlw.go.jp

社団法人 日本看護協会 http://www.nurse.or.jp

関連資格 看護師 准看護師 介護支援専門員(ケアマネジャー) 養護教諭

ケアマネジャー(介護支援専門員)の職業について

・どんな職業か

ケアマネジャーは介護保険制度とともにスタートした職業で、正式には「介護支援専門員」という。ケアマネジャーの仕事は、介護を必要とする人に対して個々のニーズに応じた介護サービスを提供するために、アセスメント(課題分析)やケアマネジメントを行い、どのような介護サービスが必要であるかを判断して、ケアプラン(介護サービス計画書)を作成する。市町村から「要介護認定調査」を委託された場合には調査を行い、その結果を報告する。 介護保険の利用者が在宅の場合には、利用者に面接して食事、入浴、排泄など日常生活の状況を把握し、在宅で暮らすための利用者自身の目標を立てる。サービスの種類や使用頻度を選択したり組み合わせたりして、ケアプランを作成する。このプランに基づいて、ホームヘルプやデイサービスなどのサービス事業者にサービスの実施を依頼する。サービス開始後、定期的に家庭訪問して利用者の状況を把握し(モニタリング)、サービスが思うように成果を上げていない時や利用者の状態が変化した時はプランの修正を行う。そして、プランに基づくサービスの実績を保険者に報告する。また、要介護認定更新時にケアプランを変更する場合は、「サービス担当者会議」を開催し、ケアプランの内容(利用サービス内容や利用頻度)を協議する。 利用者が、特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型医療施設などに入所している場合は、ケアプランの内容がやや異なる。ケアプランを作成する点では同様であるが、利用するサービス事業者を選択するのではなく、入所施設内のサービスをいかに利用するか、という観点でプランを作成する。

・ケアマネジャー(介護支援専門員)に就くには

介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修を受けると都道府県に「介護支援専門員」として登録される。受講試験を受けるには、福祉・保健・医療関係の資格を持ち、実務経験が5年以上あること、あるいは介護の実務経験が10年以上あることなど、一定の資格や実務経験が必要である。資格登録後は、介護保険事業所として指定を受けた居宅介護支援事業所あるいは介護保険施設に就職し業務を行う。 ケアマネジャーになるのは看護師、介護福祉士、社会福祉施設指導員やホームヘルパーなど相談援助や介護の仕事を経験してきた人が多い。 福祉や医療に関する幅広い知識、介護保険をはじめとする福祉・医療関連の様々な制度や施策への理解が必要である。また、介護者を側面的にサポートする対人援助の専門家として、介護を必要とする高齢者や家族などケアサービスを受ける立場に立って考える姿勢はもとより、サービス利用者のプライバシーへの配慮、守秘義務や高いレベルの倫理観などが求められる。 ケアマネジャーの資格は更新制となっており、5年ごとに更新に必要な研修を受け、申請手続きを行う必要がある。 平成18年度より、ケアマネジャーの上級職として主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)制度が導入されている。主任ケアマネジャーはケアマネジャーを統括し、指導・育成を行うほか、経験が必要なケースを担当する。主任ケアマネジャーになるには、ケアマネジャーとして5年以上の経験があり、主任介護支援専門員研修を受講する必要がある。

・労働条件の特徴

勤務時間は、他の福祉・医療・保健の職種と異なって夜勤・宿直を担当することはあまりなく、平日の日勤が基本であるが、シフト制を導入している事業所もある。利用者や家族の予定に合わせて相談や訪問等を行う場合があるので、必要に応じて夜間や休日の勤務が生じることもある。また、利用者のサービスを調整する立場として、勤務時間以外にも対応ができる態勢にしているところが多い。 賃金面ではケアマネジャーとしての経験年数と、持っている他の資格が評価される。 居宅介護支援事業所(ケアプラン作成機関)には、社会福祉法人、医療法人だけでなく、営利法人、財団法人、農協、生協、開業医、薬局など様々な経営体がある。資格取得者は増加しており、今後は上位職の主任ケアマネジャーの需要が見込まれる。

・参考情報

関連団体 厚生労働省老健局介護保険課 http://www.mhlw.go.jp

関連資格 介護支援専門員(ケアマネジャー)

一般事務員の職業について

・どんな職業か

特定の分野の事務を専門的に行うものではなく、様々な事務の仕事を全般的に行う。 規則、業務手順書、手続き、慣習的な方法などによって定められた、定型的な事務作業に従事する。事務作業は多種多様であるが、文書の作成や整理、発注伝票や受注伝票の作成と管理、各種台帳の管理、生産や売上など営業資料の作成や管理、社内の各種届出書類の管理など、書いたり、計算したり、点検したりする仕事が中心である。文書の作成や集計などではパソコンを使用し、また、コピー機やFAXを使用するなど、事務機器やOA機器に接することが多い。 また、郵便物の発送、物品の受取り、電話の取次ぎ、事務用品など消耗品の補充と注文等々細々とした仕事を受け持ち、来客への対応やお茶だしなどをすることもある。

・一般事務員に就くには

高校や短大などを卒業し、企業や団体などに採用され、様々な部署に配属されて事務作業を行う。 中途採用については、人材派遣会社などに入社し、受託先の企業や団体などに派遣されて仕事をすることが多い。 補助的な業務から始めて経験を積み、思考判断や創意工夫を行いながら事務処理能力を向上させる。事務処理の管理監督的な職に就く場合や、司法書士や行政書士などの資格を得てコンサルタント的な業務に転向する場合もある。 事務処理の高度化、専門化により、コンピュータ処理能力、文書作成能力、簿記、英会話など仕事に関連のある技能や資格が求められている。そのため、各種講習への参加や通信教育の受講などスキルアップのための自己啓発が必要となる。

・労働条件の特徴

民間企業、官公庁、各種団体など事業を営むところは必ず事務の仕事が発生するため、職場は全国に渡っている。 就業者の男女比では女性の割合が高い。多様な人材確保や事務の合理化のため、契約社員や派遣社員の占める割合が年々高まっている。 就業時間は午前9時から午後5時までで、週休二日制がほとんどである。月末など、伝票や文書の締め切りが集中する時期には、残業をすることもある。 労働需要は安定しているといえる。単純な事務作業に関しては、正社員の割合が減り、派遣社員、契約社員、パートタイマーなどの割合が増えつつある。

・参考情報

関連資格 ビジネス・キャリア検定 コンピュータサービス技能評価試験

生命保険外務員の職業について

・どんな職業か

一般家庭や企業を訪問して、生命保険契約の募集・アフターサービスを行う。 万が一、病気や事故、災害にあったときに、経済的な助けとなるのが生命保険で、家庭の生活保障、子供の教育費や結婚資金、老後の生活資金の確保など、生命保険商品には目的に応じた様々なタイプがある。 お客のライフサイクルに応じて必要な保険金額を見積もり、お客のニーズに最適のプランを勧める。お客が加入を決めた場合には、必要な事項を確認しながら申込書を作成し、署名・捺印をもらい、契約する。企業に対しては、企業年金やグループ保険など団体保険の設計・販売を行う。 生命保険は長期間にわたる契約であるため、お客とのつきあいも長いものになる。そのため、結婚、子どもの誕生などお客のライフサイクルの変化に応じて、新しい保険を勧める。また、保険料の支払いが困難になったり、契約者や受取人を変更したいなど、お客の生活状況が変化した場合には、適切なアドバイスや解決の手伝いをするというアフターサービスも大切である。

・生命保険外務員に就くには

生命保険の営業活動を行うには、生命保険業界共通体系の研修を受け、一般課程試験に合格して、財務局に登録する必要がある。 一般課程試験合格後、業界共通のより専門的かつ段階的な教育を受け、ライフ・コンサルタント、シニア・ライフ・コンサルタント、トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP)といった上級の称号を得ることができる。 商品知識(基本用語・約款・事務手続など)、税務知識、公的年金・健康保険等の社会保険に関する知識、福利厚生制度に関する知識などが必要となる。また、生命保険の営業には、自主性、社交性、粘り強さ、積極性なども求められる。

・労働条件の特徴

生命保険会社に所属し、最寄りの地方支部や営業所を拠点に営業活動を行う。 約9割が女性であり、最近では若い女性が増えている。 給与体系は、固定給の他に、販売活動の実績に応じた歩合給が支払われるのが一般的である。ベテランになると、契約数を伸ばして高収入を得る人もいる。 事務職員とは異なり、一日の勤務時間のほとんどを家庭や企業の訪問活動に使うことになる。

・参考情報

関連団体 社団法人 生命保険協会 http://www.seiho.or.jp

財団法人 生命保険文化センター http://www.jili.or.jp

全国生命保険労働組合連合会 http://www.liu.or.jp

関連資格 生命保険営業職員一般課程試験 ライフ・コンサルタント

社会福祉施設介護職員の職業について

・どんな職業か

高齢者や障害があり自立して日常生活を送ることが困難な人など、社会福祉施設に入所したり通所で利用する人々の世話をし、話し相手となる。 基本的な仕事は、施設の利用者がより自立した快適な生活を送れるよう、援助していくことである。 寝たきりの高齢者には、食事・入浴・排泄の世話をはじめ、身体を動かす必要のあるときには介助し、清潔を保つなど細かいケアをする。目の不自由な人には、読み書きの代行をしたり、歩行が不自由な人には車椅子を押して日常生活を助ける。 単に介助をするだけでなく、本人の能力や気力を引き出すように働きかけ、レクリエーションを計画したり、コミュニケーションをとって楽しく前向きに暮らせるよう精神的な支えとなることも大切である。 介護の記録をつけたり、報告書や会議を通して、生活相談員(指導員)、看護師、栄養士、調理員といったスタッフと連携をとり、チームワークで仕事を進める。

・社会福祉施設介護職員に就くには

老人福祉施設などで働く場合、資格や免許は必要ないが、介護福祉士の資格あるいはホームヘルパー養成課程修了(特に2級以上)をもっていると採用時に有利である。 最近では、高校・大学や専門学校で社会福祉について学んだ人、特に専門学校等で介護福祉士資格を取得した人の就職が多くなっている。 接する対象は高齢者や障害のある人など、日常生活や心身の機能に困難のある人が多いので、それぞれの状況について深い知識と理解が必要であり、障害の内容や程度について正確に知っていること、すべての利用者に公平に接していくことが求められる。 利用者を介助するための体力と責任感も必要である。

・労働条件の特徴

老人や障害のある人のための施設などが主な職場であり、8割以上が老人福祉施設で働いている。なかでも多いのは、寝たきりや認知症の高齢者を主な対象とする特別養護老人ホームである。この他、介護保険制度下にある老人保健施設・介護医療型施設(病院)でも多くの介護職員が働いている。 特別養護老人ホームの経営形態としては、社会福祉法人経営による施設で働いている人が9割、公立の施設で働く人が1割となっている。また、就業者の7割以上が女性である。 24時間介護を必要としている施設が多いため、交替勤務や夜間勤務がある。 介助の仕事は、寝たきりの人の体の向きを一定時間ごとに変えたり、ベッドから起こしたり、入浴の手伝いをしたり、身体を拭いたりするなど、体力が必要な動作が多い。 人口の高齢化に伴い、老人介護に対する需要はさらに高まることが予想される他、障害者のための施設に対する需要も高い状況にある。一方で、労働条件や処遇については改善が検討されている。

・参考情報

関連団体 社会福祉法人 全国社会福祉協議会  http://www.shakyo.or.jp

社団法人 日本介護福祉士会 http://www.jaccw.or.jp

関連資格 介護福祉士 ホームヘルパー

クリーニング師の職業について

・どんな職業か

クリーニング店や工場において、各種衣類、皮革製品や特殊素材などのクリーニング処理を行う。 クリーニング師は、公衆衛生および洗濯処理に関する専門知識を併せ持ったクリーニング店の管理責任者であり、単にクリーニングの取次のみを行う所を除き、クリーニング店には1人以上のクリーニング師を置かなければならないとクリーニング業法で定められている。 お客から洗濯物を受け取ると、相互確認の上、素材を確認し分類する。さらに、汚れのひどいものと少ないものを見きわめ、ドライクリーニング機あるいは水洗機にかけ、洗い上がるとプレス機、アイロンなどで仕上げて美しくたたみ、包装する。デザインや素材、汚れのつき具合も確認し、適切な洗濯方法を判断する。たくさんの人が着用している衣類を同時に洗うため、衛生には厳重に注意を払う必要がある。 洗濯の他に、和服や毛皮、じゅうたんなどの保管も行っている。また、はっ水・防水加工、防虫加工、ひだの折り目加工などの各種加工や補修を引き受けるところもある。

・クリーニング師に就くには

クリーニング師になるには、各都道府県で行われるクリーニング師試験に合格後、申請して免許を取得する。クリーニング師試験は中学卒業以上の者であれば、年齢などの制限はない。合格率が約7割と言われている。 試験学科は衛生法規に関する知識、公衆衛生に関する知識、洗濯物の処理に関する知識等であり、実地試験はワイシャツのアイロン仕上げ、繊維の識別、しみの識別等である。 高卒者が多く、年齢層としては中高年齢の人が多いのが特色である。 現場で技術や経営法を学び、免許を取り、独立開業することもできる職業といえる。 サービス業なので奉仕精神のあること、汚れの原因を究明して対処できるという探究心、客の品物を預かって確実に返すという責任感などが求められる。

・労働条件の特徴

仕事の内容は機械操作が中心になり、週休制度の導入などでクリーニング店の労働条件も大きく改善されてきた。また最近では、福利厚生制度の改善も行われている。 なお、クリーニング業は季節により繁忙期と閑散期に分かれている。各家庭で衣替えが行われる4~6月、10~11月は仕事量が多く労働時間が長くなるが、逆に7~8月はカジュアルな夏服が中心のため仕事量が減る。このため、年間を通じての変形労働時間制を採用している企業も多い。

・参考情報

関連団体 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会 http://www.zenkuren.or.jp/

関連資格 クリーニング師試験

コックの職業について

・どんな職業か

ホテルのレストランや西洋料理専門店で出されるフランス料理などの洋食料理を、味だけでなく、見た目にも美しく作り上げる。西洋料理調理人、洋食調理人ともよばれる。 コックの上にいて全体を統括する料理人をシェフ(料理長)といい、シェフが決めたメニューや調理法に従って、材料を洗う・切るなどの下準備、ゆでる・油で炒める・焼く・スープ類をつくるなどの調理、皿への盛りつけなどを行う。 小さい店ではほとんどの作業をひとりで行うこともあるが、大きなレストランでは仕事が分業化されている。肉や魚を仕分けて調理する「ブッシェ」、ソース類を作る「ソーシェ」、オードブルやサラダを専門に作る「ガルド・マンジェ」、スープや野菜の仕込みをする「アントルメティエ」、パンやデザートを作る「パティシエ」に分かれる。 作業に応じて、さまざまな道具を使いながら料理する。いため鍋(ソテーパン)、ブイヨン鍋(ストックポット)、鉄板(ロースター)、湯わかし(ケトル)、漉し器(シノア)、ナイフ(10種類ぐらいある)、木のシャモジ(ステパラ)、掻き立て器(ホイップ)などがある。 最初は、下回りの仕事から順番に覚える。いろいろな道具を片付ける「鍋洗い」、先輩からの指示により材料の用意や下ごしらえをする「追い回し」を経て、サンドイッチやサラダといった「コール物」やオードブルを作るようになり、7~8年たつと火を使う「ストーブ前」に立ち、実際に調理をするようになる。

・コックに就くには

特別な学歴や資格は必要なく、一般的には高校卒業後、または調理専門学校で基礎を学んだ後にレストランで修業する。調理師の資格を持っていると有利だが、実地にコックの仕事をして、ある程度経験を積んでから調理師の試験を受ける場合が多い。 一人前になるまでに10年かかるといわれているが、下積み時代の経験は一人前のコックになる重要な基礎となる。高い技術を身につければ、将来的に「シェフ」になる、あるいは独立・開業することが可能になる。また、より有利な条件で他の店にスカウトされることもある。 料理について関心が強いこと、味覚がすぐれていること、また、長い下積み期間があるので、忍耐心や向上心が求められる。また、シェフなどになると、お客に料理の説明をするなどの接客サービスも必要となる。

・労働条件の特徴

これまでは男性中心の職場であったが、最近は女性のコックも多く活躍している。 組織化された企業で働くコックは、交替制で週1~2回の休みを取ることができるが、ホテルもレストランもほとんど一年を通じて無休で営業しているので、日曜・祝日などが出勤日に当たることが多くなる。 一日の勤務は2交替の8時間勤務が標準で、通常は一般の人が休んでいる日に仕事をし、働いている日に休むという勤務体制になる。 厨房内での仕事であるため、空調設備があるとしても高温、多湿になりがちである。特に調理は火を扱う仕事であるため、それなりの危険も伴う。また、作業中は立ったままの姿勢となる。 コックの賃金は、ホテルやレストランの従業員の給与規程によって支給されるので、同一企業内の他の職種と大体同じ程度と考えてよいと思われる。

・参考情報

関連資格 調理師 専門調理師・調理技能士

コンパニオンの職業について

・どんな職業か

博覧会などの様々なイベントや企業などの展示会、商品のショールームなどにおいて、案内や解説などを行う。 企業などが主催するイベントや展示会において、企業の社員に代わって、商品の特性や優れた点を説明し、よりよいイメージでアピールを行う。このことで、製品の販売を促進したり、企業のイメージアップを図ったりする。 まず、企業や商品についての資料を見て、内容をしっかりと把握する。説明に必要な商品知識やアピールポイントを聞き、説明できるようにしっかりと習得する。指定された原稿がある場合には完全に覚えこみ、説得力のあるアピールのために自分自身の頭の中で組み立てながら話を進める必要がある。 マイクを使って多くの来場者に広く伝えたり、少人数の客に対して個々に説明したり、テレビに出演したりするなど、企業の意図する目的によって伝え方の手法を変える必要もある。

・コンパニオンに就くには

ほとんどがイベントを中心とした人材を派遣する会社に所属している。学生時代から休日を利用してこの仕事に就き卒業後専門で行う場合、学卒後に人材派遣会社に登録する場合などがある。学歴に制限はないが、おおむね高卒程度の学力は必要とされている。必要な試験、資格などはない。企業での経験を生かして事務職員などから転職する場合も多く、他の業種からの入職も比較的容易である。 企業や団体の職員に代わって来場者と接する機会が多いため、明るく爽やかな印象を与える人柄が一番の要件である。また、責任感、商品などの理解力、説得力のあるプレゼンテーションを行うための話し方の習得、来場者に対する丁寧な言葉遣いなども必要である。何日も連続する会期中に立ったまま仕事を続けるので、体力も必要であり、体調管理にも十分注意する必要がある。

・労働条件の特徴

イベントは、大都市において開催されることが多いため、大都市で働いている人の割合が高い。20歳代の女性が、最も多く就業している。 人材派遣会社は、展示会に出展する企業などから依頼を受けてコンパニオンを派遣するが、基本的にオーディションがあり、そこで選ばれることが仕事をする前提条件となっている。そのため、収入には個人差がある。勤務時間、休日は、イベントの日程に合わせる必要があるため、不規則になりがちである。 活躍の場は、イベントなどの案内だけではなく、ショールームなどの恒久施設での販売促進活動などに広がりを見せており、需要は緩やかに増加していくものと考えられる。

モデルの職業について

・どんな職業か

広告制作物(新聞・雑誌の広告、パンフレット、ちらし、ポスター、DM、テレビCF、PR映画、ビルボード、店頭ディスプレイ、WEB広告など)、雑誌やカタログ、ファッションショーなどに出演し、風貌・容姿や個性で企業のイメージアップや商品推奨のための被写体となる。 モデルの多くはモデル事務所やプロダクションに所属している。ファッション系のモデルは一定以上の身長が求められ、CM系モデルは企業イメージに合う個性や清潔感などが求められる。被写体として、好印象が与えられる風貌やボディバランスが求められる。 モデルを使用する側はモデル事務所から資料を取り寄せ、写真で人数を絞り込んでからオーディションで出演者を決定する。撮影現場では制作者の意図を十分に理解する能力、表現力、スタッフとの協調性が求められる。

・モデルに就くには

スカウティングに応じたり、新人を発掘するオーディションで選ばれるなどして、モデル事務所に所属する。モデルに必要とされる歩き方、表情の作り方、演技の仕方などの基本的な教育を受けてからデビューする。 学歴が問われることは特になく、必要な資格もない。美しさやセンスが求められるが、経験によって培われるものも多い。 フレッシュで時代に合った人材が求められているため、新旧交代が日常化している。 ファッションショーや撮影をこなすことはかなりの激務であり、環境条件の厳しい屋外でのロケーションを行うこともあるため、常にベストコンディションで仕事に臨み対応できる体力が必要とされる。多くの共演者やスタッフが関わっているため、協調性も大切な要素である。健康管理やプロポーションの維持、自分の表現や感性に磨きをかけることも必要である。

・労働条件の特徴

深夜、早朝、休日などに関係なく、ショーへの出演、長時間のスタジオ撮影、屋外でのロケーションが行われることもあり、労働時間はかなり不規則である。単発の仕事の割合が多く、繁閑の差も激しい。 性別・年齢別では、20歳代の女性の割合が高いが、子どもや男性のモデルもいる。 モデルはエージェンシーと仕事のスケジュール調整や肖像の管理などのマネージメントに関して契約する。社員として雇用されているわけではなく、報酬は出演や撮影の回数、肖像の使用量などに応じて支払われる。収入の差も激しく、高額の報酬を得るトップモデルもいれば、モデル業の収入だけでは生活を維持できずに離職するモデルもいる。 需給の状態は供給過剰であり、美、感性、演技力を兼ね備えたプロのモデルだけが生き残る世界であるといえる。

・参考情報

関連団体 日本モデルエージェンシー協会 http://www.j-m-a-a.com

花き栽培者の職業について

・どんな職業か

観賞用の花や観葉植物などの「花き」を生産する。 「花き」は本来花と草の意味であるが、現在では観賞用の植物全般を指す言葉になっている。 花きには、切り花として出荷するもの(キク、バラ、カーネーションなど)、鉢に入れて出荷する鉢物(シクラメン、ラン、観葉植物など)、花壇用に苗物として出荷するもの(パンジーなど)、花木類(サツキ、ツツジなど)、球根を生産し出荷するもの(ユリ、チューリップなど)、芝や地被植物(地面を覆うもの)など多くの種類がある。 花きの種類に応じて栽培技術を使い分け、ガラス温室やビニールハウスなどの施設、あるいは露地で生産する。具体的な作業は、耕耘機による土作り、種まきまたは苗の植えつけ、肥料の施用、水やり、動力噴霧器などを使った薬剤の散布などによる病虫害の防除、温室の窓の開閉や冬季の暖房機の運転などによる温度管理、収穫作業、出荷作業などである。 管理が的確に行われなかった場合、生育障害が現れたり、美しい色合いにならず商品として販売できなかったり、病害や高温障害などで枯死したりすることもあるため、きめ細かな管理が必要となる。

・花き栽培者に就くには

農業系の高校や農業(者)大学校の花き園芸コース、大学の農学部や園芸学部などで専門的な知識や技術を習得してから就業する人が多い。 花き栽培者の多くは自営で、親や親戚のあとを継ぐケースが最も多く、米や野菜など他の作物を生産していた農家が新たに花きの栽培を行う場合もある。新規就農者の場合、研修生を受け入れている花き栽培農家などで経験を積んでから独立する場合が多い。 また、花きの生産・販売を行っている農業法人に就職し、花き栽培を行う場合もある。技術を身につけながら、農地や温室などの施設を確保する資金を貯めて、その後独立することも可能である。 就農相談に応える機関としては、「全国新規就農相談センター」があり、各都道府県にも同様のセンターがある。更に、技術習得への支援としては、都道府県の地域農業改良普及センターが就農前の研修場所の相談や斡旋をしている。

・労働条件の特徴

自営の場合、勤務時間などは自分で決められるが、常に管理が必要な植物を相手にしているため、労働時間は長くなりがちである。花きは他の作物に比べて、栽培面積あたりの所得は高くなっている。 花きの生産・販売を行っている企業に勤務する場合は、一定の労働時間、給与が決められている。 最近では、自動的に水やりや温度管理などの環境制御を行う装置が開発され、幅広く利用されるようになっている。 温度・湿度管理を遠隔地からパソコンで行うことができる装置も開発されており、このような技術や年間を通した栽培計画の検討により休日の十分な確保も可能になってきている。

・参考情報

関連団体 財団法人 日本花普及センター http://www.jfpc.or.jp/

社団法人 日本花き生産協会 http://www.jfga.or.jp

全国新規就農相談センター http://www.nca.or.jp/Be-farmer/

社団法人 日本農業法人協会 http://www.hojin.or.jp/

果樹栽培者の職業について

・どんな職業か

露地の果樹園やビニールハウス等の施設、観光果樹園などで、リンゴやミカン、ブドウなど様々な果物を生産する。 果物には様々な種類があり、それぞれに栽培方法が異なるが、開花時の結実管理、幼果時の摘果、袋掛け、病害虫防除、土壌管理、収穫、出荷、貯蔵果実の管理、施肥、整枝・剪定、大型管理機械の保守点検、修理などが主な仕事となる。 このうち、開花時の結実管理、摘果、袋掛けは果樹栽培に特徴的な作業である。果樹の開花時には、受粉、受精がきちんと行われるよう、ミツバチやマメコバチなどの受粉媒介昆虫が働きやすい環境を整える。天候不良時には昆虫の働きが衰えるので、人工受粉を行って結実を確保する。次に、果実が小さいうちに樹についている葉数に合わせて「間引き」を行って果実の数を減らし(摘果)、残した果実が大きく育つようにする。果実が肥大してきたら、高級品種といわれるものには保護のためにひとつひとつ手作業で袋掛けを行う。 そのほか、スプリンクラーなどを使って病害虫の防除を行ったり、果樹が養分を摂れるように草刈りや枝の整理をする。

・果樹栽培者に就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。大学や高校で果樹園芸を学んでいると有利である。 最近では、農業(者)大学校や独立行政法人の果樹研究所で果樹コース研修(2年)を受けてから就業する人が増えている。 果樹栽培者は経営者として、果樹園の管理のほか、果物の販売戦略も考えなければならない。果樹は苗木の植付けから収穫まで数年を要するものも多いため、需要の動向を的確に予測する能力が必要とされる。品質向上のため、新たな栽培技術の技術習得に努め、品種改良に取り組む姿勢も求められる。 機械化が進んでいるが、摘果や袋掛け、収穫などでは手作業が必要であり、ある程度の体力が必要である。

・労働条件の特徴

果樹栽培者の多くは家族経営であるが、近年は家族内で協定(家族協定)を結び、家族構成員の月給制や役割分担を明確にしている農家が増えている。一部では、法人化した組織が運営している場合もある。 常に栽培管理が必要となるため、労働時間は1日約8時間、休日は週1回程度となっている。特に忙しい収穫期は、パートタイマーを雇うことが多い。 個人の経営能力や品質のよい果物を作る技術水準によって、収益には差がある。 収穫した果実は、従来では農協などを通じて出荷するのがほとんどであったが、最近では、お客にもぎとり体験をさせる観光果樹園や、宅配サービス、道路サイドでの直売をしている果樹園も増えている。農家が直接販売する場合は、出荷する果実を選別したり荷造り作業を行う必要がある。

・参考情報

関連団体 農林水産省生産局果樹花き課 http://www.maff.go.jp/

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農業者大学校 http://farmersac.naro.affrc.go.jp/

日本園芸農業協同組合連合会 http://www.nichienren.or.jp/

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 http://www.naro.affrc.go.jp/fruit/

全国農業会議所 http://www.nca.or.jp/

関連資格 大型特殊自動車免許

金型工の職業について

・どんな職業か

精密な工作機械を操作して大量生産の部品を作るための「金型」を製作する。 金型とは、同じ形の製品や部品を同じ品質で大量に効率よく製造するために、金属材料で作られた「型」のことで、身のまわりのプラスチック製品から、電機・自動車部品、光学機器、生産機器、医療機器、建築資材などの同じ製品を大量に作る時に欠かせないものである。 金型は、大きいものは100トン、小さいものは手のひらに載るサイズまで製品に応じて多種多様で、精度ではサブミクロンの超精密が要求される。 まず、金型の設計業務では、主にCAD/CAMシステム(Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturing:コンピュータ支援による設計製造法)によって、設計図面を作成する。次に、機械加工工程では、コンピュータによる設計データや金型の設計図面に基づいて、精密な工作機械を使って金属材料を加工する。仕上げ・組立工程では、表面にみがき等の仕上げをし、組立や調整を行って一式の金型を作製する。最終的に、完成した金型を用いて試作用設備で製品を試作して、必要な修正作業を行い、その品質を確認する。

・金型工に就くには

入職にあたって特に資格は必要とされない。高校や大学を卒業して就職するほか、中高年からの転職も可能である。しかし、この職業は高度の熟練技術が要求されるとともに、機械工学的な知識が必要とされる。 通常は、金型工の教育は汎用工作機械(手動形の工作機械)で、素材加工、部品加工作業などから始めて基礎的な切削技術を習得してから、NCフライス、マシニングセンターなどのNC工作機械の操作を行う。 小規模工場の金型製作は、ほとんどの作業を一人で行うことが多いので、あらゆる工程を経験する。また、人数の多い職場の場合には加工作業が分業となるが、当初は基礎的な加工作業を経験する。 関連する資格として厚生労働省が実施する技能検定の「金型製作技能士」の資格があり、取得すると技術の証明として評価され、給与面で優遇されることが多い。

・労働条件の特徴

金型は、金型を製作する専業企業とメーカーの工機工場で製作されており、日本の製造業では使用する金型の9割を金型専業企業に依存している。 従来、この仕事は機械加工に熟達した中高年の男性で占められていたが、金型の製造がコンピュータによる設計や製作など情報技術型に移行しているため、若年の男性が徐々に増加し、また女性の就業も増加している。 労働時間については、金型は一品受注生産であるため受注が重なると一時的に忙しくなり、超過勤務が増えることも少なくない。 金型製作工場の現場は、設備のコンピュータ化、エレクトロニクス化に伴い、その保守、精度維持のため作業環境は著しく改善されている。 労働需要の見通しは、技術や生産性の向上を考慮すると、横ばいの状況で推移していくものと見込まれる。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本金型工業会 http://www.jdma.net

関連資格 金型製作技能士

溶接工の職業について

・どんな職業か

金属材料を熱を利用して接合する加工方法の一つである「溶接」を行う。 溶接は、その接合の仕方により「融接」、「圧接」および「ろう接」に分類される。 最も広く利用されている融接は、被溶接材(母材)の接合しようとする部分をガス炎、アーク、電子ビーム、レーザーなどの熱を用いて加熱し、母材と溶加材(溶接棒、ワイヤなど)を融合させてできた溶融金属を凝固させて接合する方法である。この接合方法では、アーク(電極間の放電)熱を利用して行うアーク溶接が最も一般的で、超高層ビル、工場や住宅などの建築物、橋、タンクや容器、ガスや石油などのパイプライン、船、発電設備などを製作するときの金属材料の接合に利用されている。 手溶接の場合は、溶接棒を溶接棒ホルダにはさみ、適正な溶接電流、電圧などを調整して、これを接合する金属材料に接触させるとアークが発生し、溶接棒と金属材料が溶融するので、溶接棒を手で動かす(運棒)ことで溶接を行う。 半自動溶接の場合は、溶接棒の代わりにコイル状に巻いたワイヤを溶接トーチにつないで(この場合、ワイヤは自動的に送給される)溶接を行う。 溶接によって製作した製品は、検査を行って溶接部の内部に欠陥がないか調べ、溶接部の性能を確認して品質の確保を行う。

・溶接工に就くには

公共職業訓練校などで技能を身につけてから入職するのが一般的である。学科では溶接機の構造や操作と溶接機を使用するのに必要な電気、ガス、溶接材料および安全・衛生についての基礎的知識を学習する。実習では手溶接、半自動溶接などの区別がある。 溶接工は一般に重量物を製作し、かがみ作業、立ち作業などもあるので、強健な身体、また、常に安定した気持ちで仕事を続けられる忍耐力が必要である。特に運棒のために腕の器用さや視力がよいことも条件となる。 近年、溶接品質を確保するために「溶接管理技術者」、「溶接技能者」の資格を求められることが多くなっているので、この試験に合格することが望ましい。

・労働条件の特徴

溶接工の職場は、造船、自動車、車両、重電機、一般機械、圧力容器などの製造業である。この他建設業でも、ビルディング、橋、ダムのような鉄骨構造物を建設する際に溶接工が働いており、その就業範囲は非常に広い。就業先の企業形態も、大企業から中小企業まである。 就業者は、年齢別には、若い年齢層から高齢層まで幅広く分布している。また近年、女性も増えてきている。 溶接では、電気やガスを使用するためその取扱い、特に感電や排気などに注意する必要がある。最近では、自動電撃防止装置の開発・普及により、感電事故がなくなるなど、作業環境の改善が進んでいる。 工場内の作業の他に、建築現場、土木工事現場では、足場の上など狭い所や高所での溶接作業もある。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本溶接協会 http://www.jwes.or.jp

関連資格 ガス溶接技能者 ガス溶接作業主任者 溶接管理技術者 溶接技能者 溶接作業指導者

ビル清掃員の職業について

・どんな職業か

オフィスビルをはじめ、店舗、学校、病院など、様々な建物の清掃を行う。 ビル清掃には、大きく分けて室外清掃と室内清掃がある。室外清掃では外壁や窓ガラス、屋上、玄関などの外回りといった、ビルの外側の清掃を行う。室内清掃では、床、壁や天井、ドア・ガラス、照明器具や吸排気口、トイレや湯沸かし室などの清掃とゴミの回収を行う。 室内清掃のうち床の清掃については、建材に合わせた清掃方法で行う。塩化ビニールタイルなどの弾性床材の床では、日常的にはダストモップや自在ぼうきなどでちりやほこりを取り除く作業を行い、定期的には床に付着した汚れをモップで拭き取った上で、汚れや傷みから建材を守るためにワックスがけを行う。カーペットの床では、掃除機でほこりを取り除き、必要に応じてしみ抜きや洗浄を行う。 トイレや洗面室など汚れやすい箇所は、1日に数回見回って念入りに清掃し、トイレットペーパーなどを補充する。 事務所や店舗など昼間使用される場所では、夜間や早朝にゴミの回収や清掃を行う。毎日行う日常清掃では、毎日頻繁に使用され、汚れの激しい場所の清掃を行い、1週間~1ヶ月に一回行う定期清掃では、汚れの少ない場所や日常清掃で十分にできない場所の念入りな清掃、損傷部分の補修、内装材の保護処理などを行う。

・ビル清掃員に就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。他の職業からの転職や主婦の再就職など、中途採用も多い。 正社員として入社した場合は、2~3年で現場指導者、その後数年で現場主任補佐、そして現場主任へと昇進するのが一般的である。現場責任者になると、作業計画や人員配置計画を立てる仕事も行う。 関連する資格として、厚生労働省が認定する技能検定の「ビルクリーニング技能士」の資格があり、資格を取得すると技術の証明として評価される。 建材・洗剤の知識や、機械や洗剤・床維持剤の使い方などの作業方法について習得する必要がある。 他人の事務所や店舗で作業をするので、信頼の置ける人であることが大切な条件である。きれい好きで几帳面である人、共同作業が多いことから協調性のある人が向いている。

・労働条件の特徴

一般のオフィスビル、デパート、店舗ビル、学校、病院、ホテル、美術館、共同住宅などの建物や、遊園地や野球場などの野外施設で働いている。総合ビル管理会社や専門のビル清掃会社に雇用されて働くのが一般的で、契約先の建物で清掃を行う。 就業者は中高年齢者が多い。男女比は女性が7割程度となっているが、高所作業などのある屋外清掃では男性が多く、パートタイマーでは女性が圧倒的に多い。他の仕事からの転職者も多く、入職・離職の動きが大きいのが特徴である。 パートタイマーが多く、学生アルバイトも働いている。賃金形態は、正社員は月給制、パートタイマーは日給制または時間給制、アルバイトや臨時社員は時間給制の場合が多い。 労働時間は、正社員の場合は1日8時間、パートタイマーの場合は2~3時間が一般的である。営業時間外に清掃をしなければならない建物も多く、その場合は早朝や夜間に作業を行う。

・参考情報

関連団体 社団法人 全国ビルメンテナンス協会 http://www.j-bma.or.jp

財団法人 建築物管理訓練センター 電話:03-3805-7575 FAX:03-3805-7578

関連資格 ビルクリーニング技能士

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