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建設・採掘の職業

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建設・採掘の職業

の採用情報検索結果50,072件中 1 - 25 件を表示

型枠大工の職業について

・どんな職業か

ビル建築には「鉄筋コンクリート工法」または「鉄骨コンクリート工法」が用いられ、鉄筋コンクリート工法とは杭の上に鉄筋を組み、これを型枠で囲って柱などの形を作り、その中にコンクリートを流し込み固める工法であるが、この型枠を作り組み立てるのが型枠大工である。 ビル建築にとどまらず、土木工事でも新幹線、橋、トンネル、地下鉄などコンクリートを使う工事はすべて鋳型となる型枠が必要である。 仕事の種類・規模は様々であるが、鉄筋コンクリートの建物を例にとると、まず、合板(コンパネ)を主材の型枠板として施工図に合わせて各部のパネルを作成し、締付金物で固定する。 鉄筋工が組み立てた柱となる鉄筋の周囲をパネルで囲み、壁の内側を先に立て、柱上に梁(はり)を架け、スラブ(床)を連結し、梁と床を固定する。次に壁の外側を立て、内外壁を金具で締めつけ、最後に水平垂直をチェックし、型枠検査を受けて型枠が完成する。 コンクリートを流し込む際は、型枠が壊れないよう監視を行い、流し込んだコンクリートが固まったら、型枠を取りはずす。この作業は、大規模な工事の場合は解体工事を専門に行う型枠解体工が行うこともあるが、小さな工事の場合には型枠大工が行う。

・型枠大工に就くには

一般的には、見習いとして就業し、技能を習得して一人前になる例が多い。最近、大企業が新規学卒者を募集して認定訓練校で教育を受けさせ、将来の幹部要員として養成するケースが増えている。 最初は先輩熟練工の指導で測量、墨出し(位置決め)、加工、組立てなどの見習いを行う。ある程度仕事に精通したら厚生労働省が実施する技能検定試験を受け、「型枠施工技能士」の資格を取ることができる。また、作業の責任者になる場合には、労働安全衛生法の規定により、「型枠支保工の組立て等作業主任者」の資格が必要になる。 ミリ単位の寸法が記入された施工図を読み取って型枠を組み立てるため、図面から立体をイメージできる空間判断力と工作能力が求められる。高所作業や力仕事もあるため、機敏さと体力も必要となる。

・労働条件の特徴

職場は、建設工事の場合はビルの建設が多い都市部が中心となり、土木工事の場合は道路や橋などの工事現場で働くため全国に渡る。 賃金は日給月給制が多いが、熟練工になると出来高払いになり、独立して人を使うようになると請負となる。大企業は月給制の場合もあるが、この場合も能率給を支給していることが多い。また、工期が天候の影響を受けやすいため時間外労働もあり、その場合は手当が加わる。 建設業界では、労働時間短縮のため、日曜・祝日はもちろんのこと土曜日も月2回休むようになっている。ただし、屋外工事が多いため、雨天などで作業が遅れた後は日程に追われ、残業だけでは間に合わないため休めないときもある。 仕事の内容により高所作業もあるので、あまり高齢者には向かないが、下ごしらえなどの地上の仕事は可能である。 若年者の参入が少ないため、型枠大工の平均年齢は年々上がっており、中高年齢層が中心になってきている。しかしこれからは、若いうちから理論と技能をマスターした専門技能工が型枠大工として活躍するケースが多くなると考えられる。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本建設大工工事業協会 http://www.nikkendaikyou.or.jp/

関連資格 型枠支保工の組立て等作業主任者 型枠施工技能士

配管工の職業について

・どんな職業か

人が生活している建物や、働いている工場、事務所などの内外には、給水管、排水管、ガス管、冷暖房換気設備、消火設備、排水処理施設、空気清浄装置などが必ず設けられており、それらの配管工事を行う技能者が配管工である。 給水、排水などの配管を専門に施工する衛生配管工と、冷暖房などの配管を行う空調配管工に大別される。 両者とも、冷温水、蒸気、油などの流体を必要な場所へ送るために、管を切断したり、ねじ切りしたり、曲げたりして加工し、継手でつなぎ、弁などの付属品とともに所定の位置に取り付ける作業を行う。管の材料は、鋼、鋳鉄、銅、合成樹脂およびそれらの組合せなどがあり、管の接合法には、ねじ接合、溶接、接着などの方法がある。 衛生配管工はこの他に、各種ポンプ、給湯機などの機械回り配管、バスタブやシャワー、洗面化粧台をはじめ、各種衛生器具などの取り付け、およびスプリンクラーなどのいわゆる消火設備の取付配管作業を、また空調配管工はボイラー、冷凍機、空調機などの機械据え付け、機械回り溶接配管などを行うほか、送風機や空気清浄機の据え付け、保守などを行う。 配管工には、管工事業を自営している人と、企業に勤務している人とがあり、自営や企業内で管理的な立場にあるときには、資材の手配、作業員の手配なども重要な仕事になる。

・配管工に就くには

高校(または中学)を卒業し、そのまま入職して働きながら技能を身につけていくか、職業訓練校で所定の課程を修了した後に入職する。見習いから職人に、さらに主任・職長にという昇進経路をとるので、訓練校を経ずに入職し、見習い期間中に技能を習得して一人前になるケースも多い。 関連する資格として「配管技能士」、「給水装置工事主任技術者」があり、資格を取得すると昇進の際に有利である。また、建設現場に配置が義務付けられている「管工事施工管理技士」、溶接作業を行うために必要な「ガス溶接技能者」、消火栓設備の配管に関連する「消防設備士」の資格を取得すると、仕事の幅が広がる。 建築物は図面に基づいて様々な技能者の連携作業によって完成されるので、平面上に描かれた図面を立体としてとらえる能力や、関連する工事の手順についての知識が求められる。また、建築物は建築基準法、消防法など多くの法律の規制を受けるため、配管に関わる法律の基本的な事項を身につけておく必要がある。

・労働条件の特徴

各地の建設工事現場で作業をするため働く場所は一定ではなく、数カ月から1~2年で建築物が完成すると、次の新たな工事を手がけることになる。毎日の作業も、建物の中を移動しながら行う。 就業者のほとんどが男性であり、40歳以上の中高年齢者が多い。 賃金は、日給を1カ月ごとにまとめて支給する日給月給制が多い。労働時間は建設業の他の職種と比べて大きな差はなく、日曜、祝日の全休も、最近ではかなりの実施率となっている。 戸外の作業があるため、天候などによって工程に遅れを生じた場合や建物完成直前の一時期は、超過勤務や休日勤務が行われることもあるが、機械化が進み、天候に大きく左右されることはなくなりつつある。 新しい工法も開発され、効率化が進み、配管工の作業は身体的負担が少なくなっている。

・参考情報

関連団体 全国管工事業協同組合連合会 http://www.zenkanren.or.jp

社団法人 日本空調衛生工事業協会 http://www.nikkuei.or.jp

関連資格 配管技能士 管工事施工管理技士 ガス溶接技能者 消防設備士 給水装置工事主任技術者

サッシ工の職業について

・どんな職業か

建築物の開口部に「窓」や「扉」などを取付ける作業を専門に行う。 取付に際しては、開口部の出入り、高さなどを1ミリ単位で正確に計測し、曲りやゆがみのないように取付をする。 また、開閉装置などの金物類を確実に取付けて、サッシの性能が十分発揮できるようにする。サッシの大きさや種類は様々で、施工法もそれぞれ異なる。 手順は予め取り付ける部分に引かれた「墨」(基準となる線)を見て取付位置を確認し、サッシ枠を仮に位置決めし、くさび等を使って取付位置を微調整の上、決定する。そしてコンクリート壁に埋め込まれた鉄筋とサッシ枠に装着の溶接用アンカー(鉄片)を電気溶接して固定した後、サッシ枠とコンクリート面の隙間にセメントと砂を水で練り合わせたモルタルを詰め込んでふさぐ。最後にガラスや金物などを取り付け、動きを調整する。 サッシ施工は、建築全般の中でも建築物の出来栄えを左右する大きな要素である。仕事の内容も、肉体労働の他に、それぞれの現場に合わせた工法、全体の建築工程に合わせた施工計画、さらには安全対策の検討など、頭脳労働も伴う。 サッシ施工は数人でチームを組んで作業することが多く、規模の大きい現場では数チームが入って作業をすることになり、それを指揮する職長と各チーム長は、管理業務もこなす。管理者は、建設業者やサッシメーカー、関連職種との折衝や連携業務の管理、さらに安全管理や原価管理など、高度な管理業務も行う。

・サッシ工に就くには

入職にあたって学歴、年齢、性別の制限はない。まずサッシ施工会社に被雇用者として入職し、業務に必要な技能や知識を習得する。6カ月程度で補助の仕事ができるようになり、2~3年で、普通の取付工事ができるようになる。10年以上のベテランになると、指名による仕事も増してくるが、サッシは製品も工法も改良が行われているので、それに対応した技能の向上が常に求められている。 サッシ施工は、ビル建築に携わる職種の中でも、個人技能が重視されている。また、国家検定である「サッシ施工技能士」の資格を取得すると業界での信用を広げることになり、将来計画にも大きな展望が開ける。 経験を積み、技能と管理技術を身につけ、現場をまとめられるようになった人の中には、取付工事一括請負のかたちに移行していく人も多く、これがさらに進んで、独立した会社になることも多い。 基本的には肉体労働であり、足場上の作業などもあるため、体力が必要である。

・労働条件の特徴

給料は日給月給のかたちで支払われるのが一般的であり、技術の熟練度による格差がある。 労働時間は午前8時から午後5時までの拘束9時間で、実働8時間、週休二日制であるが、現場の進行状況により流動的な面がある。サッシ工の仕事は、建築全体の工程に合わせて施工を進めるという事情から、前工程の狂いなどによって休暇になったり、逆に工程の遅れを取り戻すため、残業や徹夜、休日出勤などの時間外労働が生じることもある。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本サッシ協会  社団法人 カーテンウォール・防火開口部協会 http://www.jsma.or.jp

財団法人 建設業振興基金 構造改善センター http://www.kensetsu-kikin.or.jp

関東サッシ・ドア協同組合 電話:03-5564-7016 FAX:

関連資格 サッシ施工技能士 カーテンウォール施工技能士 建築施工管理技士

防水工の職業について

・どんな職業か

防水工は、建物の仕上げ職種の一つであり、屋根などの防水工事において防水層をつくる作業を行う。 建物において防水工事を必要とする部分は多く、一般に降雨水の建物への侵入、生活及び産業等に必要な水を貯水したり、あるいは不要な水を排水したりする部分には必ず防水工事が必要である。 防水工は、次のような防水層の種別あるいは工法の種別によって、それぞれ専門的な技量を必要とすることから、アスファルト系防水層・合成ゴム系防水層・塩化ビニル樹脂系防水層・酢酸ビニル樹脂系防水層・ウレタンゴム系防水層・アクリルゴム系防水層・FRP系防水層・セメント系防水・シーリング工事などに分けられている。 最近では、防水層の種別あるいは工法の種別も新しいものが増えるに従い、複数の防水層あるいは防水工法を施工できる技量が必要となってきている。

・防水工に就くには

防水工として入職するには、専門的な学歴や資格は必要とされないが、一定の体力が求められる。必要な技能は、現場で働きながら身に付けていくのが一般的で、技能を習得するのに必要な年数は防水層の種別や工法の種別によって異なるが、早ければ2~3年、遅くても5年程度で一応の仕事はできるようになる。 入職後一定の実務経験を積んだ後に、厚生労働省が実施する技能検定の「防水施工技能士」の資格を取得すると、技術の証明として評価され、昇進の可能性も高まる。 入職後の努力により技能の向上を図り、さらに経験を積むことによって、将来、経営能力を発揮することにより自営業者として独立、開業する可能性が大きいということも、この職業の魅力の一つである。防水工事業者が多いのは、自営業者への独立が盛んなためである。

・労働条件の特徴

防水工事はビル建築の現場に多いため、防水工の就業地域は都市部が中心である。 防水工事は、工場内での生産活動とは異なり、建設現場において生産活動を行う。従って、その労働環境や労働条件は、建設業一般とほぼ同様である。 防水工の賃金は日給月給制が多い。現場によっては、職長の下で出来高制による請負方式をとる場合もある。請負方式では、平方メートル当たりやメートル当たりの単価で契約する。 休日に関しても、建設業一般と同様な傾向が見られ、日曜日と祝日を休むようになりつつあるものの、工期や工程の関係でやむを得ず休日に働く場合もある。 建設業全般では、ビル等の新築工事が減少する一方、改修保全工事が増加している。この改修保全工事には防水工事が欠かすことのできないものであることから、防水工の活躍の場は今後も拡がることが期待されている。

・参考情報

関連団体 社団法人 全国防水工事業協会 http://www.jrca.or.jp/

関連資格 防水施工技能士 危険物取扱者 建築施工管理技士 有機溶剤作業主任者

送電線架線工の職業について

・どんな職業か

発電所で発電された電気は、7000ボルト以上の特別高圧送電線を通して送り届けられる。特別高圧送電線には架空送電線と地中送電線があり、架空送電線の架線工事に従事する人々が送電線架線工である。 主な仕事は、特別高圧架空送電線の新設や改修に伴う電線架線作業であるが、既設の送電線の点検や保守作業にも従事する。 電線架線作業では、鉄塔に登って電線を鉄塔と鉄塔の間に架設する。鉄塔の高さは10メートルくらいから100メートル以上のものまである。地上では、電線を架線する前に配電線や道路に電線が接触しないように防護足場を構築し、電線を延線するための延線用エンジン・電線ドラムの配置、電線を接続するための電線接続器の準備、がいし金具の組立てや取付け、金車やワイヤーロープの配置など、高所作業のための準備作業を行う。 架線作業は通常5~10人くらいの班編成で担当する。班長の指揮に従って、まず地上での準備作業から始まり、次に鉄塔上への資材・工具の吊り上げ、金車・延線用ワイヤーロープの配置などを行う。鉄塔上では、電線の延線・緊線(電線を規定の張力に張り上げる作業)、がいしや付属品などの取り付けを行う。ペンチ、モンキースパナなどの工具を常に携帯し、作業は安全帽、安全靴の他、高所作業時は安全帯などの安全装備品を身につけて行う。

・送電線架線工に就くには

この職業に就くためには特別な学歴は必要とされないが、特別高圧架空送電線工事を専門に行う企業に就職しなければならない。採用経路は学校と公共職業安定所が比較的多く、次に作業員の親戚などの縁故、友人・知人の紹介となっている。最近は工業高校卒業者が多い。学校を卒業してこうした会社に入社すると、数年間は実際の作業を通じての実務訓練が行われる。従業員規模の比較的大きな会社では社内に技能訓練設備があり、各種の技能訓練が行われている。一人前の作業者として認められるようになるために資格の取得は必須ではないが、ベテランとしての技能水準を示す基準として作業班長の資格認定制度が設けられている。 一般的に6~7年の経験を積み作業班長になると5~10人の部下を任せられるようになる。作業班長は、計画された作業工程に従って資材、機材を準備し、作業員の配置を決定し、作業内容や安全対策について現場代理人(工事の総括責任者)や工事関係者と十分に確認し、作業を円滑かつ安全に推進する責任者である。 鉄塔上の高所作業が主体となるため、体力とともに身体の平衡感覚や手先が器用なことが望まれる。

・労働条件の特徴

特別高圧架空送電線工事は電力会社が発注し、通常、元請会社が受注して工種別(鉄塔工事、架線工事)に協力会社が作業を行う態勢になっている。送電線架線工は、元請会社に所属する人もいるが、大半は協力会社に所属して協力会社単位で作業をするのが一般的である。 職場は郊外・山村・重工業地区の送電線建設現場であり、全国に渡る。 通常、一つの工事が完了すると次の工事現場に移動するため作業場所は一定していない。作業期間も工事の規模により異なる。大型工事で作業が長期にわたるときは工事現場近くに設営された宿舎に寝泊まりして、そこから工事現場に出勤する。 労働時間は実働8時間が標準である。作業工程の都合により休日出勤することもある。作業は屋外が主になるため降雨などにより臨時休日となる場合があり、天候に左右されやすい。また、就業者は男性で占められている。 送電線架線工の賃金は、送電線建設技術研究会の平成10年度調査によると一日8時間当たりの全国平均賃金は日額ベースでは2万円程度であるが、年間の仕事量やその時の経済情勢により若干の変動がある。

・参考情報

関連団体 一般社団法人 送電線建設技術研究会

関連資格
移動式クレーン運転士

建設作業員の職業について

・どんな職業か

道路の建設、河川の治水、土地造成などの土木工事の中には、大型建設機械では対応できない細部の作業や多種少量で機械化が困難な諸作業など、人力で行うことが不可欠な作業があり、このような作業を行うのがいわゆる建設作業員である。 大規模な工事にあっては裏方の存在であるが、なくてはならない作業を担当する、まさに建設工事の縁の下の力持ちといえる。 作業の内容をもう少し詳しく説明すると、主として小型の重機械やベルトコンベア、軽量の削岩機などを使って行う掘削や盛土、コンクリートポンプやシュートを使って行うコンクリートの締め固め、スキップや一輪車を使って行うブロック積み、石積み、芝張りなどの他、重機械作業や鉄筋型枠組み立て、くい打ち作業に伴う補助作業などがある。 作業に就労する前には、安全作業を確保するため、あらかじめ工事の内容、会社の規則、作業場の規律、危険な区域などについて教育を受ける。また、中でも高度な技能職に就業する場合には、それぞれ資格が必要となる。軽量のブルドーザーや吊り上げ荷重の小さいクレーンを運転するには特別教育を受ける必要があり、ガス溶接、玉掛作業などは技能講習を修了しなければならない。 作業方法や作業手順、機械工具や資材の取扱い、安全衛生などについての具体的な指導は、直接指示命令をする作業長(世話役)が行い、雇用責任者や土木技術者は、専門的な工事施工上の知識や関係法令について指示・命令を行う。 現場に入ると、まず仕事を始める前に、土木技術者や作業長から仕事内容の説明を受け、作業中は主に作業長または作業指揮者の監督指示の下に作業を行う。

・建設作業員に就くには

この職業に就くにあたって、学歴は特に問われない。しかし、作業内容が人力による作業であるため、体力や他人との協調性などが求められる。ただし、作業環境によっては当然ながら危険な要素も出てくるので、それらを未然に防止して快適に働くために、ある程度の注意力、集中力、持久力が要求される。 入職経路は、特にきまったものはないが、中学・高校や大学・専門学校等を卒業してそのまま入職する場合と、他の産業からの転職のほか、農業などに携わるかたわら農閑期などに季節労働者となって働く場合など、多種多様である。しかし、新規入職者は、一様に現場での実地訓練などを受けながら一人前になることは変わらない。 建設作業員の訓練としては、建設業労働災害防止協会などの主催による労働安全衛生法に基づく技能講習などが行われている。従事する現場に使用したことのない新しい機械が導入されたり、自分で運転する以外にも機械の近くで作業をすることが多いため、機械の機能についてある程度の知識が必要となる。 玉掛けなどの作業を除き特に免許や資格は必要とされないが、四輪車の普通免許などを持っていれば、小型トラックによる材料の小運搬(現場の中での運搬など)に従事することができる。 仕事の知識と経験を積み、指導力があれば、作業現場の第一線指揮者である作業長(世話役とも呼ばれる)になることができる。作業長に昇進するために義務づけられている資格は特にないが、土木施工管理技士、地山の掘削作業主任者、玉掛技能者などの資格を取得している人が多いようである。しかし、作業長に求められる一番の要素は、作業を安全かつ円滑に進行するために必要な作業管理能力、後進を指導するために必要な技能と指導力である。

・労働条件の特徴

建設作業員は、マンション・ビル・住宅・電力施設・トンネル・地下鉄・道路・鉄道・ダム・橋梁などの新設工事や維持補修から、土地造成、造園、港湾などまで非常に広い分野で活躍しており、仕事の現場も全国に広がっている。 就業者は圧倒的に男性が多いが、最近では女性もかなり増えてきているとされ、年齢別では30~60歳代が全体の約8割を占めるといわれている。 公共事業、民間設備投資など景気の好不況に左右されやすく、また季節労務者の占める割合が多いため、この職業への出入りはかなり激しいようである。 一般的には企業に雇われて働く。継続して長期間雇われる場合以外に、雇用期間を定めた臨時工や、一日だけの日雇工として雇用される場合もある。賃金の支払いは常用工、臨時工の4~6割が日給月給制であるのに対して日雇工の場合は日給制が多い。 工期があるため早出、残業、夜勤や休日出勤をすることもあるが、その代わりに、年末年始や旧盆には、他の産業と比べやや長めの休みを取ることが多いようである。 作業環境は、屋内作業と屋外作業があり、屋内作用でも完全に囲い込みがされていない。寒冷、騒音、ほこりの他、危険な機械に囲まれた中で作業をしなければならない場合も多い。また、立ち作業、かがみ作業、単純作業、反復作業の連続なので、体力と持久力が求められる。 近年では若年者の就業が少ないことが全産業にとって問題となりつつあるが、建設業界では慢性的に若者の就業が少なく作業員の高齢化が特に大きな問題となっている。また高齢化傾向の中、特に高い技術を有する技能工の不足も目立っている。機械化と作業の標準化が進み作業はより単純化する傾向にあるといわれているが、人間の視認などによる判断と人力を必要とする作業がなくなることはなく、将来にわたって一定量の需要が見込まれる。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本建設業連合会

社団法人 全国建設業協会 http://www.zenkennet.or.jp/

関連資格
玉掛技能者

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