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農林漁業の職業

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農林漁業の職業

の採用情報検索結果5,222件中 1 - 25 件を表示

稲作農業者の職業について

・どんな職業か

我が国の伝統的な主食である米を水田で生産し、供給する。 稲作農業者は自ら経営者を兼ねて家族農業経営の形をとっていることが多く、生産・経営・販売・資産労働管理など幅広い仕事を行う。 水田で米を作るための具体的な作業としては、水田の耕起、育苗、田植、施肥、病害虫防除、除草、水管理、収穫、乾燥、調整などがある。以前はこれらの作業のほとんどを手作業で行っていたが、現在では稲作技術が進歩し、水田を耕すトラクター、苗を植える田植機、農薬散布のための防除機、収穫のためのコンバインなどの機械が導入され、重労働は少なくなっている。 稲作作業は稲生育期間の4月~10月に集中して行われるため、11月から3月まではほとんど作業のない農閑期であり、この間に他の仕事に就いている人も多い。また、農道や用排水路の除草、病害虫防除の農薬散布などは、周囲の農家との共同作業で行うのが一般的である。 機械化に伴い、稲作の大規模経営化も進んでいるが、その一方で、米の生産過剰、消費量の減少、価格の低迷などから、経営を安定させるため、大豆・麦・そば・野菜・花きなどを栽培し、米以外からの収入を確保する動きが多く見られる。

・稲作農業者に就くには

稲作を行うには、農村に定住し、農業経営に取り組むことのできる人であれば、特に資格・免許は必要とされない。しかし、稲作には水田や農業機械などの大規模な経営資産が必要となるため、親や親戚などから資産を引き継いで就業する場合と、新規に就農する場合では条件が大きく異なる。特に、農家以外の人は、農地(水田)の購入ができないため、多くは借地で始めている。 新規に就農しようとする場合、相当の設備投資が必要になるため、自治体等が行っている助成制度を利用したり、後継者のいなくなった農家の資産を引き継いだりして、必要な経営資産を確保する。 稲作の基本的な知識や技術は、大規模経営の農家で従業員として働いたり、農業(者)大学校などで研修を受けて身につける。 稲作と他の作物との小規模な複合経営からはじめ、規模を拡大して稲作だけで安定した収入が得られるようになるには、一般的に3~5年はかかる。 経営者となるには、米作りの専門知識と技術のほかに、経営管理能力も必要となる。 トラクターや軽トラックなどの運転のため「大型特殊自動車免許」を取得していると有利である。

・労働条件の特徴

稲作農家1戸あたりの水田面積は、平均で104アールと小規模であるが、最近では300アール以上の大規模経営の農家も増えてきている。農家一戸あたりの稲作従事者は平均1.6人で、年齢別では65歳以上が半数以上を占めており、後継者の入職が少ないことから高齢化が進んでいる。 稲作農家のうち、専業農家は約2割で、その他の大多数は農業以外の仕事で働きながら稲作を行う兼業農家である。 稲の生育には、大雨や台風、異常気象などに対応した管理作業や、病気の予察・防除など、常に気を配らなければならず、決まった労働時間だけで対応できないことも多い。一方で、4月~10月の農繁期は農作業の進み具合に合わせて自分で休日を設定し、11月~3月の農閑期には、他の仕事をしながら自由に休暇を設定できるという利点もある。 従来、稲作農業者の後継ぎはほぼ100%が農家の子弟であったが、最近では、非農家の人が新規に稲作経営を開始できるようになっている。稲作農業生産法人(会社)への就業や、農村に移り住み、水田を借地契約して米づくりを始めるなどして、地域に歓迎されている成功例が見られる。

・参考情報

関連団体 全国新規就農相談センター http://www.nca.or.jp/Be-farmer/ 全国農業協同組合連合会(全農) http://www.zennoh.or.jp/
関連資格 大型特殊自動車免許

花き栽培者の職業について

・どんな職業か

観賞用の花や観葉植物などの「花き」を生産する。 「花き」は本来花と草の意味であるが、現在では観賞用の植物全般を指す言葉になっている。 花きには、切り花として出荷するもの(キク、バラ、カーネーションなど)、鉢に入れて出荷する鉢物(シクラメン、ラン、観葉植物など)、花壇用に苗物として出荷するもの(パンジーなど)、花木類(サツキ、ツツジなど)、球根を生産し出荷するもの(ユリ、チューリップなど)、芝や地被植物(地面を覆うもの)など多くの種類がある。 花きの種類に応じて栽培技術を使い分け、ガラス温室やビニールハウスなどの施設、あるいは露地で生産する。具体的な作業は、耕耘機による土作り、種まきまたは苗の植えつけ、肥料の施用、水やり、動力噴霧器などを使った薬剤の散布などによる病虫害の防除、温室の窓の開閉や冬季の暖房機の運転などによる温度管理、収穫作業、出荷作業などである。 管理が的確に行われなかった場合、生育障害が現れたり、美しい色合いにならず商品として販売できなかったり、病害や高温障害などで枯死したりすることもあるため、きめ細かな管理が必要となる。

・花き栽培者に就くには

農業系の高校や農業(者)大学校の花き園芸コース、大学の農学部や園芸学部などで専門的な知識や技術を習得してから就業する人が多い。 花き栽培者の多くは自営で、親や親戚のあとを継ぐケースが最も多く、米や野菜など他の作物を生産していた農家が新たに花きの栽培を行う場合もある。新規就農者の場合、研修生を受け入れている花き栽培農家などで経験を積んでから独立する場合が多い。 また、花きの生産・販売を行っている農業法人に就職し、花き栽培を行う場合もある。技術を身につけながら、農地や温室などの施設を確保する資金を貯めて、その後独立することも可能である。 就農相談に応える機関としては、「全国新規就農相談センター」があり、各都道府県にも同様のセンターがある。更に、技術習得への支援としては、都道府県の地域農業改良普及センターが就農前の研修場所の相談や斡旋をしている。

・労働条件の特徴

自営の場合、勤務時間などは自分で決められるが、常に管理が必要な植物を相手にしているため、労働時間は長くなりがちである。花きは他の作物に比べて、栽培面積あたりの所得は高くなっている。 花きの生産・販売を行っている企業に勤務する場合は、一定の労働時間、給与が決められている。 最近では、自動的に水やりや温度管理などの環境制御を行う装置が開発され、幅広く利用されるようになっている。 温度・湿度管理を遠隔地からパソコンで行うことができる装置も開発されており、このような技術や年間を通した栽培計画の検討により休日の十分な確保も可能になってきている。

・参考情報

関連団体 財団法人 日本花普及センター http://www.jfpc.or.jp/ 社団法人 日本花き生産協会 http://www.jfga.or.jp 全国新規就農相談センター http://www.nca.or.jp/Be-farmer/ 社団法人 日本農業法人協会 http://www.hojin.or.jp/

果樹栽培者の職業について

・どんな職業か

露地の果樹園やビニールハウス等の施設、観光果樹園などで、リンゴやミカン、ブドウなど様々な果物を生産する。 果物には様々な種類があり、それぞれに栽培方法が異なるが、開花時の結実管理、幼果時の摘果、袋掛け、病害虫防除、土壌管理、収穫、出荷、貯蔵果実の管理、施肥、整枝・剪定、大型管理機械の保守点検、修理などが主な仕事となる。 このうち、開花時の結実管理、摘果、袋掛けは果樹栽培に特徴的な作業である。果樹の開花時には、受粉、受精がきちんと行われるよう、ミツバチやマメコバチなどの受粉媒介昆虫が働きやすい環境を整える。天候不良時には昆虫の働きが衰えるので、人工受粉を行って結実を確保する。次に、果実が小さいうちに樹についている葉数に合わせて「間引き」を行って果実の数を減らし(摘果)、残した果実が大きく育つようにする。果実が肥大してきたら、高級品種といわれるものには保護のためにひとつひとつ手作業で袋掛けを行う。 そのほか、スプリンクラーなどを使って病害虫の防除を行ったり、果樹が養分を摂れるように草刈りや枝の整理をする。

・果樹栽培者に就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。大学や高校で果樹園芸を学んでいると有利である。 最近では、農業(者)大学校や独立行政法人の果樹研究所で果樹コース研修(2年)を受けてから就業する人が増えている。 果樹栽培者は経営者として、果樹園の管理のほか、果物の販売戦略も考えなければならない。果樹は苗木の植付けから収穫まで数年を要するものも多いため、需要の動向を的確に予測する能力が必要とされる。品質向上のため、新たな栽培技術の技術習得に努め、品種改良に取り組む姿勢も求められる。 機械化が進んでいるが、摘果や袋掛け、収穫などでは手作業が必要であり、ある程度の体力が必要である。

・労働条件の特徴

果樹栽培者の多くは家族経営であるが、近年は家族内で協定(家族協定)を結び、家族構成員の月給制や役割分担を明確にしている農家が増えている。一部では、法人化した組織が運営している場合もある。 常に栽培管理が必要となるため、労働時間は1日約8時間、休日は週1回程度となっている。特に忙しい収穫期は、パートタイマーを雇うことが多い。 個人の経営能力や品質のよい果物を作る技術水準によって、収益には差がある。 収穫した果実は、従来では農協などを通じて出荷するのがほとんどであったが、最近では、お客にもぎとり体験をさせる観光果樹園や、宅配サービス、道路サイドでの直売をしている果樹園も増えている。農家が直接販売する場合は、出荷する果実を選別したり荷造り作業を行う必要がある。

・参考情報

関連団体 農林水産省生産局果樹花き課 http://www.maff.go.jp/ 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農業者大学校 http://farmers­ac.naro.affrc.go.jp/ 日本園芸農業協同組合連合会 http://www.nichienren.or.jp/ 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 http://www.naro.affrc.go.jp/fruit/ 全国農業会議所 http://www.nca.or.jp/
関連資格 大型特殊自動車免許

ハウス野菜栽培者の職業について

・どんな職業か

様々な種類の野菜を、露地での生産ではなく、気象条件の影響を受けにくいガラス温室やビニールハウスなどの施設で生産する。 ハウス野菜栽培者は経営者を兼ねている場合が多い。まず、畑となる土地、施設、農機具などを整備して、生産品目を決め、生産量や出荷時期といった経営計画を立てる。特に出荷時期の選択が重要な野菜の場合には、どの時期にどの程度の人手と資金を投入すれば良いかの判断が重要である。 実際の栽培の仕事には、土作り、肥料やり、種まき、育苗、植付け、病害虫の防除、除草、収穫、出荷といった多くの作業がある。まず、土地に堆肥や肥料を入れ、畑を耕して野菜が育ちやすい土壌を作る。そこに畝(うね)を立て、種子をまくか苗を植え、生育に適した温度、潅水、病害虫防除などの管理作業を行って野菜を育てる。 ビニールハウス内の環境はコンピュータで自動制御されている場合が多いが、野菜の発育状況や品質を注意深く観察し、問題があるときには環境を調節し、肥料をやったり病害虫を取り除くなどの的確な対処が必要である。育てた野菜は収穫の際に形状や色彩、味などを見て、品質の悪いものを取り除き、出荷する。

・ハウス野菜栽培者に就くには

入職にあたって、特に必要な学歴や資格はない。しかし、大学や専門学校で農業について学んだり、研修やセミナーなどで技術を身につけてから就業した方が有利である。 畑を耕すトラクターや収穫物を運ぶトラックを運転するので、運転免許は必要である。 機械や身体を使っての反復作業が多いので、ある程度の体力が必要で、根気があり辛抱強いことも求められる。生物を育てることに興味と愛情があり、自然の中で働くことが好きな人に向いている。 栽培する野菜の品質を高めるため、新たな栽培技術の導入や品種改良の情報を集めるなど、常に技術習得に努める姿勢が大切である。また、栽培品目や栽培時期などを判断するために、消費者のニーズを的確につかむ情報収集も重要となる。自営の場合は、経営能力も必要となる。

・労働条件の特徴

ハウス野菜農家は、家族経営が中心の専業農家がほとんどであるが、雇用されて働いている人もいる。家族経営の場合でも、育苗、肥料やり、除草など一時的に作業が集中する時期には、臨時従業員を雇うのが一般的である。 ハウス野菜の栽培は全国各地で行われているが、四国や九州では特に盛んである。 就業者は中高年齢者が多く、男女比はほぼ半々であるが、比較的若い人や女子の従事者が多い。農家以外からの新規就農者が増加傾向にある。 自営の場合、個人の経営能力や技術水準によって収益に差がある。農業の中では、気象条件に左右されず計画的に栽培できることから、ハウス野菜は収益性の高い作物であり、機械化も進んでいる。最近では雇用労働力を投入して栽培品目、栽培量を拡大する経営農家が増えており、会社組織も出てきている。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本農業法人協会 http://www.hojin.or.jp/ 社団法人 日本施設園芸協会 http://www.jgha.com/
関連資格 ボイラー技士

酪農家の職業について

・どんな職業か

乳牛を飼養し、牛乳やチーズなど乳製品の原料となる生乳を生産する。 酪農だけを専門に行っている酪農家は平均40~50頭の成長した乳牛を飼養している。酪農には乳牛、施設・機械、農地などの経営資産が必要であり、これらを新規に取得することは難しいため、ほとんどの場合、親などの親戚から継承するか、新規参入の場合も後継者のいない酪農家から継承する。 1日の仕事は、早朝6時頃の飼料給与と搾乳に始まる。朝のうちに牛舎の清掃を済ませ、昼間は牛の健康チェックや堆肥生産作業などをする。また、春から秋にかけては飼料の生産を行う。夕方には再び飼料給与、搾乳、牛舎の清掃を行い、夜8時頃には作業が終了する。 搾乳は、乳牛1頭から1日あたり20kg以上の生乳を搾るという最も重要な作業である。以前は手搾りであったが機械化が進んでおり、「搾乳ロボット」も実用化されつつある。 搾った生乳は衛生管理に配慮して保存し、農協等を通じて出荷する。最近では、牛乳やチーズ等乳製品の生産・販売を自ら行う酪農家も増加している。

・酪農家に就くには

酪農家の親のもとで経験を積み、家業を継ぐケースが多い。 自宅が酪農家でない場合は、農業(者)大学校(2年)や研修施設などで基礎を学び、酪農家のもとで2年以上実習を行って技術を身につける。酪農ヘルパーとして経験を積む方法もある。 酪農経営には、乳牛の管理、飼養管理、育種改良、繁殖管理、飼料生産、搾乳機械等の衛生管理、ふん尿処理などに関する知識と技術が必要である。また、搾乳や牧草生産など機械化が進んでいるので、機械の操作やパソコンを使っての生産管理の技術も重要である。生物が好きであることが不可欠で、自営業者としての経営センスも必要とされる。 入職前に、飼料生産に用いるトラクターやけん引の免許を取得しておくと役に立つ。また、「家畜人工授精師」の資格を取得すると、乳牛の繁殖を自ら行うことができる。

・労働条件の特徴

酪農のみを専門に行う家族経営の酪農家のほかに、肉用牛生産や農作物の栽培を兼ねている酪農家もいる。他の農業と異なり、毎日の搾乳があるため、農業以外の仕事との兼業は難しい。 一般的に、朝6時頃から夜8時頃までが作業時間であるが、昼間は比較的時間が自由になる。 搾乳や飼料給与を毎日行う必要があるため、基本的には休日が確保できない。そこで、酪農家の休日確保のため、酪農家の作業を請け負う酪農ヘルパーの制度があり、現在、全国に約400組織がある。最近では、酪農への入職の前段階として酪農ヘルパーに就業する人が増えている。 収益は、技術差などによる生産コストの違いによって個人差がかなりある。 従来からの酪農家は後継者が不足しており、経営資産を継承して新規に参入する機会は増えていくものと考えられる。

・参考情報

関連団体 農林水産省生産局畜産部畜産企画課 http://www.maff.go.jp/ 社団法人 酪農ヘルパー全国協会 http://d­helper.lin.gr.jp 公益財団法人北海道農業公社 http://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/ 全国新規就農相談センター http://www.nca.or.jp/Be­farmer/
関連資格 大型特殊自動車免許 けん引免許 家畜人工授精師

造園師の職業について

・どんな職業か

日本庭園や公園などの庭園や緑地を設計し、工事を指揮監督するとともに自ら作業を行い、完成後はその維持管理を行う。 造園の注文を受けたら、まず、注文者の要望に合わせて図面を作成し、土地の測量、地割を行って施工計画を立てる。 実際の造園工事は、人力やブルドーザーなどの建設機械を使って開墾、切土、盛土、除草、客土を行い、地盤を整備することから始める。次に、給水・排水や照明灯など地下配線のための配管やケーブル線を敷地の地下に埋めるが、この作業は専門の業者に委託して行う。 庭の中に園路を作る場合はその位置を決め、池や噴水を造るため土を掘り下げ、その土を使って地面を盛り上げて山をかたどった築山(つきやま)を造る。石を敷いたり組んだりした後、樹木を植える。植栽適期が樹木によって違うことを考慮に入れ、あらかじめ工期・工程を考えて行う。 植栽と前後して藤棚、生け垣やあずまやなど工作物の工事をし、芝や下草、草花の植え込みをしてから除草、清掃などの仕上げをして庭造りを完了する。 完成した庭をよい状態に保つメンテナンス作業も造園師の仕事である。定期的に樹木の剪定(せんてい)や芝の手入れをし、病虫害の防除や施肥(せひ)、土壌改良などを行う。

・造園師に就くには

入職にあたって特に資格は必要とされないが、高校、短大、大学で造園材料、花き園芸や設計、測量、施工法などを学んでから入職する人が増えている。 入職後は、現場での作業や技能講習会などで知識や技術を身につけ、経験を積みながら必要な資格を取得し、一人前の仕事ができるようになっていく。関連する資格として、厚生労働省が実施する技能検定の「造園技能士」や、国土交通省が認定する「造園施工管理技士」があり、造園工事の設計から施工管理までの知識、技能を審査する。 また、造園師が造園工事の全てを自ら行うことは少ないが、地盤整備などに使用する各種建設機械の運転免許、石組などの玉掛や移動式クレーンの操作免許を取得する必要がある。 屋外作業が主で、樹木の手入れには高所作業などがあるので、ある程度の体力や平衡感覚が求められる。また、庭園の設計や造園工事全体の指揮監督を行うため、美的センスが要求される。草木の特徴や扱い方の知識、石材の知識、植物への関心や愛情があることも求められる。

・労働条件の特徴

造園業を行っている企業はほとんどが中小企業で、個人経営も多い。 就業者のほとんどが男性であるが、最近では女性も増えている。定年退職後の第二の人生として、植木の維持管理などの仕事に就く人もいる。 労働時間は1日8時間が一般的だが、建築・土木の本体工事につづいて造園工事を行うことが多く、前工程の工事が遅れた時には、工期に間に合わせるために残業が必要になる。屋外作業が中心なので天候の影響を受けやすく、雨の日が休みになる代わりに、日曜日に作業を行うこともある。 以前は造園師が基礎工事、材料運搬から後片付けまで、造園工事全般を行っていたが、工事内容が複雑化するにつれ、専門化、分業化が進んできている。 技術革新と新しい造園材料の開発導入により、屋内、屋上庭園などの人工地盤へと作庭の範囲が拡大しており、工事の対象も個人の住宅庭園から病院、学校、ホテル、工場、集合住宅庭園、高層ビルへと広がっている。また、都市化の進展に伴い、都市郊外公園、公害防止緑地、高速道路のグリーンベルトなど多方面にわたる緑化工事の需要が期待されている。

・参考情報

関連団体 社団法人 日本造園組合連合会 http://www.jflc.or.jp 社団法人 日本造園建設業協会 http://www.jalc.or.jp
関連資格 造園技能士 造園施工管理技士 玉掛技能者

沿岸漁業者の職業について

・どんな職業か

漁業の種類には、比較的大きな漁船で数日間かける「沖合漁業」、さらに大きな漁船で半年から1年かけて外国の海にいく「遠洋漁業」、比較的小さな漁船で主に日帰りで魚介類を獲る「沿岸漁業」の3種類があり、そのうちの「沿岸漁業」を行うのが沿岸漁業者である。 四方を海に囲まれ、海の幸に恵まれた日本では、沿岸漁業で、エビ・カニからサケ・アジ・イカ、昆布や貝類まで、幅広く海の幸を漁獲する。漁法は多彩で、魚が通りそうな場所に網を仕掛けておく「定置網漁」や「刺し網漁」の他、魚を船で追いかけて漁獲する方法として、海底に下ろした網を船で引っ張る「小型底引き網漁」、大きな網で魚群をぐるっと巻き上げる「巻き網漁」、たくさんの針を流す「はえなわ漁」などがある。また、カニ・イカ・タコなどには、独特の漁法がある。 仕事は早朝、場合によっては午前2時や3時に出港する。漁場に着くまでに、船上で準備を終え、到着と同時に作業に取りかかる。網おろし、網の巻き上げ、漁獲物の仕分けなどを行う。市場での価格に大きく影響するため、魚の仕分けは慎重に素早く行う。小さな魚は海にもどし、市場でのセリの時間までに港に戻る。 漁を終えて帰港すると、漁獲物の水揚げ、漁船や網の清掃・点検・修理など翌日の準備を行う。

・沿岸漁業者に就くには

入職にあたって特に必要とされる資格はないが、将来独立して自分の漁船を操業する場合には、一級小型船舶操縦士や一級海上特殊無線技士の資格が必要となる。 沿岸漁業では一般的に求人の公募は少ないため、漁業関係者に知人がいない場合には、全国漁業就業者確保育成センター(沿岸部門)や各都道府県庁の水産課や漁業協同組合連合会に問い合わせるのがよい。また少数ではあるが、ハローワークに求人がでる場合もある。 通常は、やりたい漁業と住みたい地域を決め、その地域の漁業協同組合や沿岸漁業者に弟子入りして船に乗り込み、技能を身につけていくのが一般的である。 独立して漁業を行うには、漁業協同組合に所属し、漁業権を得る必要がある。組合員になるには、水産業協同組合法に定められた、居住地などに関する一定の条件を満たさなければならない。 海上においては、風雨・波浪・寒暑など気象・海象の変化による影響を直接に受ける環境で働くため、健康・体力・機敏性が求められる。

・労働条件の特徴

沿岸漁業は基本的に少人数で行われ、1人で操業する場合も少なくないため、経営形態は個人経営がほとんどであるが、企業形態での雇用もある。 日本の漁業の場合、従事者のほとんどが男性であるが、海女(あま)など女性が中心に行っている漁業もある。 休日は、海が荒れて出港できない日は休みとなるほか、魚市場が休みの日の前日を休みにするケースも多くなっている。また、時期によって漁のできる日が限られる地域もある。 全国各地で行われている漁法は様々で、漁法の違いによって仕事の内容も大きく異なる。イカ釣り漁業や巻き網漁業など、光を使って魚を集める漁業については、夜中に行うものもある。 昭和50年代以降、世界的に各国が200海里水域を設定するようになり、日本も自国水域内の年間漁獲量や漁獲できる魚の大きさを決めるなど、近海において水産資源を管理しながら獲る漁業に切り替わり、持続的な漁業を目指すようになっている。近年は、仕事に対する価値観の変化や自然ブームにより、漁師を希望する都会の人々が増えている。

・参考情報

関連団体 全国漁業就業者確保育成センター http://ryoushi.jp/
関連資格 一級小型船舶操縦士 一級海上特殊無線技士

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